四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『基礎から学べる中学入試報告会』のアンケートより

2017.03.24

小学校でも修了式(終業式)が終わり、春休みが始まりました。春休みは新しい学年への切り替わりのタイミングでもあり、お子様が精神的に成長するタイミングでもあります。早稲田アカデミーでは充実したカリキュラムで春期講習会が行われます。しっかりとがんばるようにお子様にお伝えいただければと思います。さて、今回は、先日実施しました『基礎から学べる中学入試報告会』アンケートに書かれていた二つの質問にお答えいたします。


「文字を丁寧に書く習慣がいつまでたっても身に付きません。テストで時間に追われてしまうのが要因なのでしょうか」(小4男子保護者様)


一般的に頭の回転が速いお子様ほど、その回転に作業処理スピードがついていかず、字が乱雑になってしまうことが多いようです。一方で、なぜ文字を丁寧に書かなければならないのか、ということがまだ理解できていないということも要因としてはあるでしょう。ご質問にあるように、テストでは時間内に解かなければならないから、というのも間接的な要因としてはあるかもしれません。しかし、それはそれほど大きな問題ではないと思います。


私が直接担当している生徒に対しては、お子様のタイプに合わせてアドバイスを変えています。あえて硬度の高い鉛筆(Hなど)を使わせることで、筆圧を上げるようにしたり、漢字の練習の仕方を変えてみたり、そのお子様に対してだけは漢字テストの採点基準を厳しくしたり...などといった方法です。


文字を丁寧に書く習慣を身に付けるためには、まず塾で実施されている「漢字テスト」から丁寧に書くようにお伝えいただくのがよいと思います。トメ・ハネ・ハライなどがしっかりと書けているか、解答欄の枠の中におさまっているかなどのチェックをしていただくのがよいでしょう。さらに、漢字の練習方法なども見直していただくのも一つの方法です。たとえば、「新しい漢字は必ず○回書く」、「間違えた漢字は○回練習」、といった方法をとっていないでしょうか。決まった回数を練習するという方法をとっている場合、雑な書き方になってしまうことが多々あります。漢字は、たくさん書けば覚えられるというものではありません。頭の中でしっかりと覚えようとして書くのであればよいのですが、手先だけで書いているケースが多いようです。ノルマとして与えられた回数だけ、ノートのマス目を埋めるような状態では、覚えることはできませんし、字も雑になってしまいます。そのような場合、私は1回だけ「丁寧に」書いて覚える方法に変えるようにアドバイスをしています。その後はテストスタイルでチェックをし、間違えたらもう1回丁寧に書く、次の日にもう1回テストをしてみる...そんな学習方法をお勧めしています。


次のご相談です。

「小4から入塾いたしました。いままでやっていた家庭学習教材を続けるか、とても迷っています。小学校の復習にと思っていますが、時間の確保がなかなかできません」(小4女子保護者様)


結論から申し上げると、続ける必要はないと思います。ご相談は「小3まで続けていた市販の教材を使った自学習、もしくは通信添削などの教材を入塾後も継続するかどうか」という内容だと思います。塾での学習を始めれば、家庭学習の中心は「学校の宿題」と「塾の宿題」になるはずです。そこにもう一つ別の課題が入ってきてしまいますと、お子様が混乱してしまう可能性があります。学習計画をしっかりと立てれば、何をすればよいかで混乱することは少ないかもしれませんが、学習内容面で混乱が生じてしまうはずです。塾のカリキュラムは、学校のカリキュラムとは全く違うものです。学校で「小数」を勉強しているときに、塾では「図形の面積」を扱っていたりするわけです。そこに、さらに別カリキュラムが入ってきてしまえば、それぞれの学習内容がおろそかになりかねません。また、早稲田アカデミーにお通いの場合、塾の宿題を行うためにはそれなりの時間がかかるでしょう。ご相談にもある通り、他の学習を行う時間的な余裕は少なくなってくると思います。もし、時間的に余裕があるようでしたら、違うものに手を出すのではなく、塾の宿題の精度をより高めていくようにしてください。それでも、まだ物足りないようであれば担当している講師までご相談いただくのがよいでしょう。

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