『夏の終わりに』
2026.08.21
首都圏の多くの小学校では9月1日に始業式が行われるようです。自治体(区や市など)によって違いがありますが、神奈川県は少し早く8月中から二学期が始まる学校が多いようです。数年前は首都圏全体として8月中の二学期スタートが多かったのですが、猛暑の影響もあるのでしょうか、「9月から」という自治体が増えているようです。早稲田アカデミーの二学期授業も9月1日から始まります。
さて、「夏の終わり」に毎年書かせていただいていることなのですが、この時期にお子様方に一番感じていてほしいのは「『夏に頑張った』という満足感・充実感・達成感」です。そのために、自分の過ごしてきた夏休みを振り返る時間を取っていただくことをお勧めしています。「夏の学習計画表」の評価を見ながら、毎日続けて学習してきた宿題を見ながら、さらには講習会の授業で使ったテキストやノートを見ながら、お子様とこの夏に学習した内容に関して話し合ってみてください。そのときには「○○ができなかった」「○○は不十分だった」というマイナス面ではなく、「こんなに頑張った」「宿題が全部終わったね」というプラスの面を強調していただくとよいでしょう。そこで感じた「満足感・充実感・達成感」は、9月以降の「勉強の秋」に、さらには来年の夏の学習にもつながっていくはずです。
例年、夏期講習期間中は、私も講習会の授業に「全力投球」しています。学年やクラスによって授業(指導)スタイルは変えているのですが、今年の「夏」も少し厳しめに、密度を高めて授業を行っていました。早稲田アカデミーの授業スタイルは「私語のない緊張感のある授業」となっています。特に「夏期講習会」では、夏休みという解放感から、ともすればゆるみがちになる生徒もいますので、授業の際には「緊張感のある雰囲気」を演出できるように心掛けています。とはいっても、笑顔がまったくなく、こわばった表情で授業を受けているというような状態ではありません。当たり前ですが、お子様自身が「緊張して」授業を受けていては、先生が話していることが頭に入らなくなってしまいます。お子様一人ひとりが「緊張して」授業を受けているということではなく、教室全体に「緊張感」があり、先生の話していることに対して真剣に取り組んでいるという状態を「緊張感のある授業」と表現しているわけです。
また、「私語」は「講師の管理外のフリートーク」と位置付けています。例えば、授業にまったく関係のない「おしゃべり」を隣の生徒としているような状態です。授業に関係のある話であれば、ときには笑い声が起こるような場面も、活発な意見が飛び交うような場面も、講師としては演出することがあります。ドッと笑い声が起こっても、次の瞬間、テストが始まれば一気に集中して取り組む、真剣に問題に取り組んでいるときには一切の声が聞こえず、鉛筆を走らせる音だけが聞こえる……。そんな授業をイメージしていただければと思います。
私のクラスだけではなく、早稲田アカデミーの校舎全体で、この夏、そんな授業が展開されていました。この夏のお子様一人ひとりの頑張りが、きっと秋に成果となって表れてくるはずです。ぜひ、これからのお子様にご期待ください。
- 2026.08.21 『夏の終わりに』


