四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『チャンミー』

2026.06.05

今週の火曜日から水曜日にかけて台風6号が日本列島を縦断し、首都圏でも「危険警報」や「避難指示」が出されました。気象庁のホームページを見たのですが、1951年の統計開始以降、6月に日本に上陸した台風は過去11例しかないようです。前回は2012年でしたので、6月に台風が上陸したのは14年ぶり、過去4番目に早い台風上陸となりました。


皆様もご存じの通り、台風の発生と上陸が一番多いのは7月から9月にかけてです。ただ、今年は例年よりも台風が早く多く発生しています。2025年の台風1号は6月11日に発生していたのですが、今年はすでに台風6号です。調べてみたところ、台風1号が1月に発生し、そこから毎月一つずつ、6月で6号となっていました。これからの時期、台風や集中豪雨などの「水の災害」のニュースが多くなる時期です。皆様もどうぞご注意ください。


さて、今回の台風6号の名前は「チャンミー」でした。韓国語で「バラ」を意味する名前だそうです。台風の呼び名(アジア名)は、2000年より、北西太平洋もしくは南シナ海で発生する台風防災に関する政府間組織「台風委員会」が名前を付けることになっています。「台風委員会」に加盟しているのは「カンボジア・中国・北朝鮮・香港・日本・ラオス・マカオ・マレーシア・ミクロネシア・フィリピン・韓国・タイ・米国・ベトナム」の14か国で、この順番に各国が提案した名前を一つずつ付けていくことになっているそうです。また、発生してから名前を考えるのではなく、リストがあらかじめ用意されています。一つの加盟国が10個の名前を提案しているので、リストには全部で140個の名前が用意されており、最後までいくと、次の台風には再び最初の名前が付けられます。1年間の台風の平均的な発生数は25個前後ですので、約5~6年で名前が一巡することになります。


日本が提案している名前として、現在気象庁のホームページに掲載されているのは以下の10個です。


「コイヌ」「トモ」「ヘビ」「カジキ」「コト」「クジラ」「コグマ」「トケイ」「トカゲ」「ヤマネコ」


これらの言葉を見て、なにからとられているかおわかりになりますでしょうか。実はあるものの名前からとられています。小5以上のお子様は塾でも学習しているものが多いので、ご一緒に考えてみていただいてもよいかもしれません。実は日本における星座の呼び方からとられているのだそうです。特定の個人や法人、地名、天気現象でない「中立的な」名称であること、「自然」にかかわるもので利害関係が生じにくいことなどが提案の理由とのことです。これは日本からの提案の考え方であって、他の国からは動物名であったり植物名であったり、神様の名前やお菓子の名前などを提案している国もあるようです。気象庁のホームページに詳しく書かれていますので、お子様と一緒にご覧いただくのもよいでしょう。他国文化に興味を持つきっかけの一つになるかもしれません。


台風6号は「チャンミー」で韓国名でしたが、この後に発生する台風はどうなるのでしょうか。お子様と一緒にお調べいただくのも面白いと思います。以前にも台風の名前の記事を書かせていただいたことがあるのですが、そのときにはお子様が興味を持ったので「夏の自由研究」の題材にするというお話をいただきました。皆様もいかがでしょうか。

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