四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『CQ③ ~「虫好きの少女」~』

2021.10.22

「CQ(curiosity quotient)」というテーマで「好奇心」について書かせていただいています。全2回のつもりで書き始めたのですが、新たに書きたいことが出てきました。


虫好きの少女」の動画はご覧いただきましたでしょうか。今週の月曜日(10月18日)から公開されている早稲田アカデミーの新ブランドムービーです。まだご覧になっていらっしゃらなければ、この記事はいったんここまでにしていただいて、こちらのページで公開しておりますので、ご視聴いただいてから続きをお読みください。


私は、この動画を公開されるまで見ていませんでした。ストーリーもまったく知りませんでした。初めて見たのは、今週月曜日の朝、電車内の「映像ディスプレイ(トレインビジョン)」に映し出されている字幕版でした。思わず見入ってしまい、電車を降りてから改めてスマートフォンで「音声付き」で見て、正直「感動」しました。早稲田アカデミーの職員が、自社のブランドムービーを見て「感動」などと書くのはためらわれたのですが、正直な気持ちでしたのでご容赦ください。


その次に思ったのが、このブログのことでした。真鍋教授のノーベル賞受賞から書き始めた「好奇心」に関するシリーズですが、「虫好きの少女」の話が完全にオーバーラップして、この話題をもう少し継続しなければと考えた次第です。


「好きが君を強くする。」
いい言葉だと本当に思います。私が記事の中で「好奇心は大切です」と何度も書いても、この一言には勝てないと思います。


保護者の皆様には、お子様の「好き」を本当に大切にしていただきたいと思います。動画のストーリーを詳しくご紹介するのは野暮なことだと思いますし、直接ご覧いただいた方が数倍効果的だと思いますので、気を付けて書いてまいります。


子どもはいろいろなことに関心を示し、興味を持つものです。大人から見れば、「くだらないこと」や「役に立たないと思われること」にも興味を示すことがあるでしょう。そんなときにもあたたかく見守っていただきたいのです。「小学生らしくない」「そんなことよりも他にやることがあるでしょ」というような言い方を大人がしてしまうと、お子様は自分の「好き」を否定されたように感じてしまうかもしれません。もっと突き詰めて調べてみたい、という気持ちがなくなってしまうかもしれません。


「好奇心」の向かう対象は、極論すれば何でもよいと思うのです。アニメや漫画でも、ゲームでも、スポーツでも……。ひとつのことをじっくりと調べたり、考えたりする経験を通じて、お子様は大きく成長していきます。


「鉄道」が好きな生徒がたまにいます。以前、千葉県の校舎で勤務していたときにもいました。彼に聞いてみたところ、一番好きな電車は「京急電鉄」でした。千葉県とはまったく関係のない路線なのですが、駅名から路線図まで、さらには走っている車両の種類までよく熱く語っていました。都内に模擬試験を受けに行った帰りには、わざわざ品川まで京急に乗りに行ったという話もお母様からうかがいました。


実は、私はポケモンが(少し)得意です。ポケモンが大好きな生徒からの影響なのですが、少し調べてみました。先生が自分に「ポケモン」のことを話してくれているというのは、彼にとっては「認められた」という気持ちになったようで、ご家庭でもお母様にうれしそうに話をしたそうです。調子に乗って、メタモンの絵を描いてみたのですが(ピカチュウの絵は私にはハードルが高かったので)、生徒たちからは「似てない!」を連呼されてしまいました。


ポケモンも、調べてみると意外に面白かったのを覚えています。それぞれのポケモンには決まったタイプがあって、どのタイプはどのタイプに強いといった相性などもあるのですね。そこから、私が彼に出した宿題は以下のようなものです。


「ポケモンには18種類のタイプがあるけれど、19種類目のタイプを考えてきてごらん」
彼は真剣に考え、新しいタイプを生み出してきてくれました。そしてそれはどのタイプには強いのか、どんな技を持っているのか、そんなところまで考えてきてくれました。


「好奇心」について書かせていただく中で、「では、自分はどんなものに興味・関心を持っているのか」なんて考えてみました。「好きなことが仕事にできればいいけれど……」そんな保護者の皆様のお声も聞こえてくるような気もしています。


この話題はもう少し続けさせていただこうと考えています。

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