四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『早稲田アカデミーのあいさつ』

2012.10.26

早稲田アカデミーの塾生の方には、『早稲田アカデミー・アンケート』を今週から来週にかけて授業内にて配布させていただきます。こちらのアンケートは、早稲田アカデミー全校舎で実施させていただいております。お子様方によりよい授業・指導を行うためのものですので、お子様とご相談いただき忌憚のないご意見を賜れればと思います。そのアンケートの中に、『挨拶の励行』という項目があります。今日は、早稲田アカデミーの『挨拶』に関して書かせていただきます。

アンケートの文章中には下記のように記載されております。
『早稲田アカデミーは「本気でやる子を育てる」という教育理念のもと、生徒が本気で学習に取り組む環境づくりのため活気とけじめのある校舎づくりを心がけています。スタッフにも生徒の皆さんにも挨拶を励行しています。お通いの校舎は「スタッフの挨拶の励行」が実践できていますか。』

このように、早稲田アカデミーでは『挨拶』をしっかりと行い、行わせることを大切にしています。それは『大きな声で元気良く挨拶すること』そのものが、お子様のやる気につながり、学習に向かう気持ちを作り上げ、ひいては成績向上・志望校合格につながるものだと考えるからなのです。お子様方が校舎に来たときのことを考えてみてください。先生や事務スタッフからの元気のよい挨拶や声掛けがなかったら、『よし!今日もがんばって授業を受けよう』という気持ちになるでしょうか。講師が校舎の入り口に立って元気よく挨拶をして迎え入れることで、お子様方は前向きな気持ちで授業に臨めるのです。

そして、授業は『よろしくお願いします!』という挨拶で始まります。その時、元気よく大きな声を出すことで、周りの生徒たちが発する元気のよい声を聞くことで、心の中に授業を受ける準備が出来上がるわけです。ここからは授業という真剣勝負の場面になるんだというひとつの「けじめ」「きっかけ」だとお考えください。

この方法は家庭学習においても応用ができます。決められた時間になれば学習する場所に座って、テキストを開くことになっているご家庭が多いと思いますが、そのタイミングで保護者の皆様が挨拶の代わりにお声を掛けていただくのです。『時間だから勉強始めなさい』と少し厳しい調子でいうよりも、普段よりも少し高いテンションで『さあ、時間よ!今日もガンバって!』という方がよいでしょう。またその際は、テレビなどを見ていた少しのんびりした時間から、集中する時間への切り替えというイメージをお子様が持てるような演出を心がけてください。

私が担当しているある小6生は、家庭学習を始めるタイミングで、夏期合宿でもらったハチマキをしめるそうです。夏期合宿で教わった先生、校舎の先生、そして友人たちからもらったコメントやサインで埋め尽くされたハチマキをしめることで、やる気が生まれるんだとその生徒は言っていました。これも、学習をスタートするひとつのきっかけなのだと思います。

前回に引き続き、クローバーセミナーでとらせていただいた『我が家は多数派or少数派』アンケートの結果【後半】を公開させていただきます。皆様、イメージ通りの結果でしたでしょうか?

四葉cafeアンケート

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