四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『この夏を成功させる5つの方法 ~第2回クローバーセミナーより~』

2017.07.07

本日の午前中に、一橋大学一橋講堂で今年度2回目となる「クローバーセミナー」を実施させていただきました。比較的広い会場だったのですが、多くの皆様にお集まりいただき、盛況のうちに終えることができました。朝から日差しも強く、暑い日でしたが、お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。


毎回、「クローバーセミナー」実施日のブログでは、当日ご参加いただいた皆様には「復習」となるように、またお越しいただけなかった方には少しでもお役に立てるように、セミナーの内容から抜粋して記事を書かせていただいております。本日は『この夏を成功させる5つの方法』と題してお話しさせていただきましたので、その内容について、ポイントをまとめて書かせていただきます。


今回は大きく3つのテーマでお話しいたしました。一つ目のテーマは「夏の重要性 ~夏の成功とは~」です。夏の成功というと「夏期講習会で学習した内容がしっかりと定着し、秋以降の成績向上につながる」と考えられる方が多いと思いますが、それよりももう少し大きな視点で夏の学習をとらえていただきたいという内容です。小6受験学年の夏を充実させるために、非受験学年の夏にその予行演習をしていくイメージです。言い換えれば「夏休みは楽しい」「夏休みには勉強も頑張れる」という気持ちを、お子様に持たせてあげていただきたいのです。夏休みが終わったあとに、充実感・満足感・達成感などを得られることができたら、「夏は成功した」と言ってよいと思います。各学年の講習会や合宿のカリキュラム学習も大切ですが、その定着以上に、その気持ちを感じることが重要
だと私は考えています。


二つ目のテーマとして、今回ブログの題名にもなっております『この夏を成功させる5つの方法』をお話しいたしました。具体的には下記の5つとなります。


①子どもの「成長」を意識して夏を過ごす

「親が子どもの成長につながるようなサポートを意識する」というポイントで、いくつかのヒントをお伝えしました。


②学校の宿題を計画的・効果的に

小学校で出される夏休みの宿題は、なるべく早く終わらせてしまう習慣をつけるように、とお話ししています。また「読書感想文」「自由研究」は7月中から準備(読む本の選定・研究テーマの決定)をしておいて、実際に手をつけるのは夏休み中に、というアドバイスもさせていただきました。


③40日間の計画表(カレンダー)をきちんとつくる

「夏休み中に『なにができるのか』『なにをやらなければならないのか』」を考えてつくることの大切さについて触れさせていただきました。


④夏の「目標」を明確にする

「夏期講習会のカリキュラム(学習内容面)での目標」「夏期講習会明け(夏休みの終わり)のテストの目標」そして「生活面での目標」についてお話ししています。特に小3・小4では「生活面」における目標をしっかりと立てて、それを意識して過ごすことが「夏の充実」につながるはずです。


⑤夏休み直前と夏休みの最後にお子様との「ミーティング」を

目標や計画を親子で共有するために、事前に「ミーティング」を行うことをお勧めしています。単なる「会話・おしゃべり」ではなく、ちゃんとして「場」を設けることでお子様の意識も変わってくるはずです。


紙面の都合で、ポイントだけを紹介させていただきましたが、セミナーではそれぞれの項目について詳しく具体的にお話しさせていただきました。


最後に三つめのテーマとしては、「夏休みの計画表のつくり方・守らせ方」について、より具体的にお話しさせていただきました。また毎年、このタイミングの「クローバーセミナー」では「夏の学習計画表」をお配りしており、今年もご用意させていただきました。


毎年、7月の「クローバーセミナー」が終わると、私の中では完全に「夏モード」に切り替わります。夏期講習会と夏期合宿の準備が本格化し、より忙しい時期となりますが、水分をしっかりととりながら頑張っていこうと考えているところです。

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