四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『お弁当』

2018.06.29

「梅雨が明けた」かのような天気が続いています。関東地方の「梅雨明け宣言」はまだ出ていませんが、年によっては日にちを遡って「〇日に梅雨が明けていました」と発表されたこともあるようですので、今年もそうなるかもしれません。いずれにせよ、来週はもう7月……いよいよ夏がやってきます。


さて、今回は「塾でのお弁当」について。先日、お弁当の時間に小4の教室に行っていました。生徒たちはおいしそうに、そして楽しそうにお弁当を食べていました。友だちとお弁当を見せ合ったり、デザートを分け合ったりしている生徒もいました。あまりにも楽しそうだったので、私も少し混ぜてもらって、おしゃべりをしました。そこでお弁当に関して、生徒たちにいくつか質問をしてみたところ、なかなか面白い答えが返ってきたので、少しご紹介させていただきます。


『お弁当のご飯は白いご飯(味がついていないご飯)と、味がついているご飯、どっちがいい?』
白いご飯がよいと言った生徒は、全体の三分の一程度でした。何人かの生徒は、ふりかけを持ってきて食べていました。使わないこともあるけれど、おかずがなくなったらかけて食べる、という生徒も多かったです。『どんなふりかけが好き?』という問いかけに、『ゆかりごはん!』と答えた生徒がいました。他の生徒にも聞いてみたところ、けっこう『ゆかりごはん』の人気は高かったです。私は、小学生時代にはあまり食べた記憶はないのですが……。


『お弁当にデザートがいつもついている人は?』
これも約三分の一の生徒が手を挙げました。『たまにつく』『頼めばつけてくれる』という生徒も含めると、けっこうたくさんの生徒がデザートを持ってきているようです。デザートの中身も聞いてみたところ、やはり圧倒的にフルーツが多かったのですが、ゼリーや果汁グミというようなものもあり、なかには『マカロン!』という声も上がっていました。デザートではありませんが、パックの野菜ジュースなどを持ってきている生徒も何名かいました。


『授業が終わって、家に帰ってから何か食べる?』
早稲田アカデミー錦糸町校の小4生の授業(校舎によって、授業時間帯は異なります)は、17:10~18:50で算国が行われ、そこから25分間がお弁当タイム、19:15~20:35で理社の授業が行われています。20:35に塾から帰り、帰宅後に何かを食べているかどうかを問いかけてみました。半数位の生徒が『何か食べる』という答えでした。もう一度ごはんを食べるという生徒もいましたし、フルーツを食べる生徒もいました。おかずだけ食べるという生徒もいましたが、意外に多かったのが『味噌汁(スープ)だけ飲む』という生徒でした。確かに、お弁当を食べた後、のんびりしているわけではなく、授業を受けているのですから、お腹が空くこともあるでしょう。ただ、時間を考えるとあまりたくさん食べたり、お腹にもたれるものを食べたりするのは避けるべきでしょう。胃にもよくないでしょうし、肥満も心配です。お子様の体質にもよると思いますが、味噌汁(スープ)だけを飲むというのはよいことなのかもしれないとあらためて思いました。保護者の皆様がお子様の健康面などもお考えになって、いろいろと工夫されているのをお子様との会話を通じて実感いたしました。


今回は、学習とは直接関係のない記事でしたが、実はこういった毎日の生活もお子様方の成長に大きく影響しているものだと、最近特に考えることが多くなってきました。今回は錦糸町校の小4生だけに聞いた話ですので、全体の傾向とは異なるかもしれませんが、参考にしていただければと思います。

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