四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『夏期合宿へ向けて』

2018.07.20

早稲田アカデミーの標準日程では、昨日(7月19日)が一学期の最終授業日でした。そして、明後日(7月21日)からは夏期講習会が始まります。まずは小6受験学年と小5の講習会が始まり、その後小3・小4と続きます。授業予定の詳細は、それぞれの校舎からご案内させていただいていると思いますので、ご確認ください。


夏期講習会中は毎日授業があり、宿題も毎回出されます。学習効果を高めるためにも、早めにペースをつかむことが大切です。一番のポイントは、「その日の授業で出された宿題は、その日のうちに終わらせてしまう」というところです。小3・小4の皆さんは小学校の終業式から夏期講習会が始まるまでに少し余裕があるはずです。その間に生活のペースが乱れてしまうと、夏期講習会が始まってもなかなか切り替えができないものです。特に重要なのが起床時間。塾へ行く時間ギリギリに起きてしまうと、授業が始まってもすぐには頭が回転しないでしょう。起床時間と就寝時間をしっかりと決め、「夏のペース」をつくるようにしていただければと思います。


さて、私はいま早稲田アカデミーの夏の恒例行事となっている「夏期合宿」の準備を行っております。今年も12,000名を超える皆様にお申し込みいただき、のべ40軒以上のホテルを貸し切り、観光バスは331台を使用する、名実ともに「日本一の規模の勉強合宿」となっています。全体では12,000名という数字であっても、それは大切なお子様一人ひとりの集合なのであって、一人でも「合宿になんか行かなければよかった」と思う生徒をつくってはいけないというのが早稲田アカデミーの夏期合宿の理念です。そのためには、入念な準備が必要となります。クラスを決めるにあたっても校舎と本社が協力し、お子様一人ひとりの成績に合わせて適正なクラスで授業を受けていただくようにしています。


また、合宿では授業だけではなく、お子様の生活面全般もお預かりし、管理をしていくことになります。合宿参加生の皆さんには「健康管理に関する同意書・アンケート」を必ずご記入・ご提出いただき、さらに食物アレルギーの既往歴がある方には「食物アレルギーについての問診票」もお書きいただいています。それらの書面を、お泊りいただくホテルに帯同する救護スタッフが精査し、必要な場合には事前に救護スタッフやホテル責任者が、直接ご家庭にご連絡をして、万全の体制で合宿にご参加いただけるように進めております。もちろん、夏期合宿中のホテルエリアには早稲田アカデミー生専用の医師が常駐しますし、看護師さんも複数常駐し、救護スタッフと協力して24時間体制でお子様方の健康面のバックアップを行っています。


そして、何よりも合宿の一番の目的である授業、そしてお子様方が楽しみにしているキャンプファイヤーなどのイベント、それらの準備も万全に行っております。普段の教室を離れて新鮮な気持ちで参加し、同じレベル・同じ目標を持ったライバルたちと競い合う環境。その授業で扱った内容は、とても高いレベルでお子様の中に定着します。ですから、よりたくさんの学習内容を密度濃く展開できるように授業・テキストともに準備を進めているところです。そんな密度の濃い授業を真剣に受けてがんばった皆さんへのプレゼントとして、合宿最後の夜に行われるキャンプファイヤーは、合宿そのものを一生の思い出として心の中に刻み込むイベントです。各学年、それぞれに趣向をこらして準備していますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。


早稲田アカデミーの夏期合宿は、小学生では小4~小6の各学年で実施されます。このブログをお読みの皆さんの中にも参加申込をされた方がいらっしゃると思います。参加前には体調にご留意いただき、万全の体調でお越しください。私の担当している小3クラスでは合宿のポスターを見て、生徒たちが「行きたい!」と言っていたのですが、小3生の皆さんは、来年まで楽しみにしてお待ちいただければと思います。

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