『個別面談会を実施しています』

2018.07.04

関東甲信地方では「観測史上最速」の梅雨明けだったとテレビのニュースで流れていました。梅雨明け宣言が出されてから、急に日差しが強くなったようにも感じます。連日３０℃を越える気温で、「猛暑」「厳暑」「激暑」と見るだけで汗が出てきそうな言葉が新聞を飾っています。夏なのでやはりカラッと晴れて、暑くなってほしいとも思うのですが、あまり暑すぎると体力を消耗してしまいますし、ちょっとどうかな……というところです。

「暑熱馴化」という言葉をご存知でしょうか。簡単にいえば「暑さに身体が慣れる・慣れさせる」ということのようです。今年は６月の後半から急に夏の暑さになったため、暑熱馴化が間に合わず体調を崩してしまう方が多いと聞きました。さらに現代はエアコンなどの空調設備が整ったこともあって、昔ほど汗をかかなくなっていることから、「夏バテ」や「熱中症」も多くなっているという話もあるようです。体調管理が難しい時期ですので、皆様お気をつけください。

さて、６月から７月にかけて、早稲田アカデミー各校舎では「一学期の個別面談」を実施させていただいています。早稲田アカデミーでは、お子様の成績を伸ばすために必要なことのひとつとして、保護者の皆様と担当講師とのコミュニケーションを大切にしています。お子様の生活や家庭学習の状況を講師が把握したうえで指導すること、将来の目標や入試に関するご家庭の考えをうかがい共通の認識を持ってお子様に接すること、そういったことが非常に大切であることはお分かりいただけると思います。一方で、早稲田アカデミーの考え方を保護者の皆様にご理解いただき、担当講師を信頼いただくことも、お子様の学力を伸ばしていくためには必要なことになります。

成績を伸ばすためには、ただ授業を受けていればよいというわけではありません。集中して授業を受け、講師の言うことを忠実に実行していく姿勢が必要です。お子様がそういう姿勢で授業や宿題に臨むためには、講師に対する信頼がとても重要なものになってきます。そしてお子様からの信頼のもとになるのは、保護者の皆様からの信頼だと、私は考えています。お子様方が誰よりも信頼し、頼りにしているのはもちろんお父様・お母様でしょう。そのお父様・お母様が信頼している講師の言うことであれば、お子様自身もがんばって聞こうとしてくれるはずです。ご家庭で『○○先生が出した宿題なんだから、がんばってやるのよ』という言葉をお母様からお聞きになったお子様は、きっと普段よりも集中して、宿題に取り組んでくれるはずです。

早稲田アカデミーは、保護者の皆様と担当講師が直接お話しいただけるようになっています。塾によっては、保護者の皆様からのお電話や面談のご希望は、教室長を中心とした一部の職員だけで対応するところもあるようですが、私はお子様を普段見ていない講師が数字だけを頼りに相談を受けたり、面談をしたりするだけでは物足りないと考えています。単なる数字だけではなく、なぜその成績になっているかというような点は、普段の授業の様子や家庭学習の完成度などを見ていなければわからないでしょう。まして、受験学年の進路を決める面談などは、受験校の校風や教育理念がお子様に合っているかどうか、入試問題の傾向とお子様のタイプがどうなのか、などは数字だけではわからないはずです。

私が担当している小学３年生クラスの今回の個別面談では『一学期の学習状況の報告』『一学期中のテスト結果の振り返り（全国統一小学生テスト・必修テスト・ＹＴなど）』『夏休みの学習計画と学習課題』……などといったテーマでお話しさせていただく予定にしております。皆様がお通いの校舎でも実施されると思いますので、面談で聞きたい内容などをまとめておいていただくとよいでしょう。全生徒との面談を進めるため、残念ながら、お１人様１５分程度の短い時間しかご用意できませんので、お聞きになりたい内容などがございましたら、事前に担当講師まで電話でご連絡いただくのもよいかもしれません。

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