四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『学習する姿勢』

2020.04.03

新型コロナウイルス関連の動きは、刻一刻と変化しているようです。首都圏での感染者が増えているという報道もされていて、残念ながら「収束に向かう」という状況はまだまだ先のように感じています。感染された方やご関係の方には心よりお見舞い申し上げます。


4月からは「再開」とされていた各学校の授業も、再度の延期や、自治体単位での対応策などが次々と発表されています。早稲田アカデミーでもさまざまな対応策を検討しております。感染拡大の状況や政府・自治体の発表や要請を受けての対応となっていますので、急なご案内を差し上げることも多くなっております。対応の遅れなどに関するご意見もいただいており、大変心苦しく感じております。本当に申し訳ありません。「お子様の健康と安全」を第一に考え、さらには「地域社会への感染拡大防止」も重視しながらではありますが、保護者の皆様が早稲田アカデミーにご期待いただいている「学力向上」と、そして何よりも早稲田アカデミーの教育理念「本気でやる子を育てる」という言葉に表される「お子様の学習へ向けた『やる気』の向上」のために、できる限りのことを進めてまいりたいと考えております。


学校が休校になり、また春休み中も「外出自粛」といわれる中で、お子様がご家庭で過ごす時間が増えてきていると思います。今回の記事では、家庭学習に取り組む姿勢について触れさせていただきます。


ご家庭で机に向かうとき、お子様はどんな姿勢でいらっしゃるでしょうか。左手で頬杖をつきながら、右手の鉛筆だけで問題を解いているようなことはありませんか。姿勢が悪いと、集中力が続かず学習効率も悪くなるとよく言われます。実際に私が授業をしているときにも、頬杖をついていたり、壁に寄り掛かっていたりする生徒は、発問への反応が悪かったり、大きな欠伸をしたりすることが多いように思います。姿勢が悪いと、脳への血流が悪くなり、脳が酸欠状態になるためだという話を聞いたことがあるのですが、専門的なことはよくわかりません。ただ経験上、間違いなく学習姿勢と学習内容の定着度合いには関連性があると思っています。


授業中の頬杖や壁に寄り掛かるような姿勢は注意しますし、生徒たちも「よくない姿勢」だと理解できるので、すぐに直そうとします。ただそれ以外にも、最近気になっている「授業を受けるときの姿勢」があります。椅子に浅めに腰かけて、背中の高い位置(肩甲骨のあたり)を背もたれにあてているような姿勢です。お尻や腰ではなく、背中で体重を支えているような姿勢になってしまいますので、やはり集中できずに、眠気がおそってくる姿勢となっています。気が付いたときには注意するようにしているのですが、その姿勢に慣れてしまっているのでしょうか、またズルズルと腰が前の方に出てきてしまうことが多いようです。


また、猫背もよくないと言われています。実際に授業中の様子を見ていても、問題を解くのに集中してくると、顔と机との距離が近づいてくるタイプのお子様もいらっしゃいます。しかし、できる限り高い位置から教材やノートを見た方がよいと私は思っています。もちろん視力の問題もありますが、それ以上に「全体像を俯瞰する」という点からも、少し離れたところから問題を見る方がよいはずです。


早稲田アカデミーは「私語のない緊張感のある授業」を行っています。その一環として、生徒の授業を受ける姿勢に関しても注意をしています。春期講習会で担当した武蔵小杉校の小3クラスでも、授業を受ける姿勢について話をしました。早稲田アカデミーの授業においては「常にピンと背筋を伸ばして」いるような状態を目指しているわけではありません。「緊張感のある」という状態と「緊張している」という状態は全く違います。生徒に対して「緊張している」ことを求めているわけでは決してありません。むしろ、その反対です。自然体で集中して授業に臨んでもらえるように指導しているわけです。ただ、やはりそのときの学習姿勢には、普段の学校での授業や家庭で机に向かうときの姿勢が、自然と出てきてしまうようです。


ご家庭で机に向かっているときのお子様のご様子を観察してみていただければと思います。はじめのうちは姿勢が保てていても、時間が経つにつれて段々と悪くなってくることはないでしょうか。その姿勢を見ていると学習に集中できているかどうかがよくわかるはずです。小学校中学年(小3~小4)までであれば、姿勢が崩れてきたあたりが集中力の限界と考えて、ときにはそこで学習をストップしてもよいと思います。もし机に向かった瞬間から姿勢が崩れているようであれば、その点については指摘し矯正するようにした方がよいでしょう。


小5以上になってくると、集中力が欠けてきて姿勢が崩れても学習を継続しなければならないはずです。そのときには「ぐーっと伸びをしたり」「首や腕を回したり」という形で体を動かすことを生徒には勧めています。


先日の休講期間中に早稲田アカデミーから配信させていただいた「映像授業」をご覧いただいているお子様の姿勢がよくなかったというご相談もいただきましたので、参考にしていただければと思い、今回の記事で取り上げさせていただきました。

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