四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『信じる気持ちとともにMerry Christmas』

2011.12.22

小学校3年生のこの時期の授業で気を使うことがあります。それは、サンタクロースについての話題です。3年生くらいですと、信じている生徒がまだ残っています。なんとなく分かりはじめてはいるものの、信じたいという気持ちもあって否定しきれない生徒も多いようです。

一方で、サンタクロースはお父さんとお母さんであることを知っている生徒ももちろんいます。信じている同級生に対して、『いないんだよ』と教えたくなる気持ちももちろん出てきます。ただ、信じているものを奪ってしまうことに躊躇してしまうときもあるようです。明確になぜいけないことなのかは分かっているわけではないでしょうが「それはしちゃいけないんだ」という気持ちを持っているようです。「優しさ」と呼ばれるもののひとつだと思います。

授業内で『サンタさんはお父さん(お母さん)なんだよ』という発言があった場合、私はいつもこう話しています。

『信じていない子供のところにはサンタさんは来ないので、お父さんやお母さんが代わりにやってくれているんだよ』『だから、信じていればサンタさんは来てくれるんだよ』すると、『先生は信じているの?』と聞いてくる生徒がかならずいます。そのとき私は、胸を張って『信じている!』と答えているわけです。

サンタクロースは子供の頃に信じていても、いつか空想の世界の話であることに気がつきます。しかし、だからといってサンタクロースを信じさせるような話をした両親や先生からだまされたといって腹を立てることはないでしょう。実は子供と接する時のひとつのヒントがこんなところにもあるような気がします。

「信じる」ということに関係する話をもうひとつ最後にご紹介します。

先週の日曜日に私が担当している小4クラスの個別面談を行いました。あるお母様と志望校の話になったので、私はある中学校を提案させていただきました。その中学校は、ご家庭の方針やお子様のタイプに合っている学校でしたが、いまの成績で考えると少し距離がある偏差値基準でした。 『先生。そんな学校は無理じゃないですか?』『いやっ!無理という言葉を使うのは止めましょう。確かに、いまのままで合格できるわけではありませんが、これからの二年間で確実に成長するわけですから。○○君を信じてあげましょう。』

クリスマスという行事が全世界に広まったのは、何かを信じる気持ちや、人に対する優しさなどが感じられるイベントだからではないでしょうか。

そんな気持ちで...皆さんに...Merry Christmas!

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