四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

「まぁまぁ...できた!」

2013.11.01

11月に入りました。昨晩遅く、私の住んでいる街の駅前を通りかかったところ、ハロウィンのオレンジ色のカボチャバルーンを撤去し、クリスマスツリーの飾りつけをやっていました。もう今年もあと二か月かぁ...なんて思ってしまいました。


さて、いよいよ明後日、「全国統一小学生テスト」が実施されます。週間天気予報では「晴れ/曇り」となっており、お天気の心配はなさそうです。小学生の場合は、お子様の気持ちがテストの結果に影響することが多くあります。たとえば、雨でズボンの裾がびしょびしょになってしまうと、それだけで実力が発揮できなくなってしまうなど。お子様が万全の状態で受験ができるように、ご家庭でも導いていただければと思います。


「全国統一小学生テスト」に限らず、テスト終了後に、保護者の皆様が「どうだった?」とお子様に聞いていらっしゃる場面をよく目にします。お子様のタイプによっていろいろなお答えがあるようですが、よく聞くのは「まぁまぁ...」という言葉です。この「まぁまぁ」とい言葉を辞書で引いてみると「十分ではないが、一応は満足できる状態」ということになるそうです。


私は担当している生徒がテストの後で、「まぁまぁ...」と言っているのを聞くとホッとします。もちろんそう言ったお子様の中には、様々な気持ちがあることでしょう。「大体全部埋めることはできたけど...どうしても分からない問題が一つあって...でもよくお母さんに叱られる計算ミスもあるかもしれないし...国語は書けなかった問題があったけど...算数は...」、そんな思いを細かく説明することもできずに出てくる言葉なのだと思います。「できについてはよく分からないけれど、がんばってやれるだけのことはやりきった」、私にはそんな風にとらえられるのです。ある科目に集中していれば、その前にやった科目のことは忘れてしまうのが普通です。そして最後の問題を解き終えて、解答用紙を提出してフゥと一息ついて...。そのあとで細かくでき具合を答えることは、大人でも難しいはずです。「自分なりにがんばった」という気持ちがあらわれている「まぁまぁ」なのであれば、笑顔で受け止めていただいて、「がんばったね」とほめてあげてください。


「全国統一小学生テスト」へ向けて早稲田アカデミー全校舎では、準備を急ピッチで進めております。当日、受験されるお子様が実力を十分に発揮できるような試験会場(教室)の整備などから始まって、保護者の皆様向けの「父母会」の準備なども行っているところです。この秋のイベントのひとつとして、楽しみにしてお越しいただければと思います。

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