四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『もう子供じゃないんだから』

2014.05.16

「もう子供じゃないんだから」...そんな言葉でお子様を叱ったり、注意をしたりすることはありませんか。それを聞いたお子様は、内心「まだ子供なのに...」と思っているかもしれません。


小3・小4くらいのお子様は、「大人扱い」をされると喜ぶことが多いものです。一方で、「まだ子供だから」と逃げ道を作ることもあります。最近、ある車のテレビCMで見たりすることもあるような場面ですが...。


お子様が「自分はもう大人なんだから、これをやってもいいでしょ」とか、「まだ子供だからこれはやりたくない」とか、という言い方をするのは、まだ微笑ましく見ていることができます。しかし、周りの大人が場面や状況によって、特に大人の都合で、それを使い分けてしまうのは、好ましくないケースも多くあります。「大人はずるいな」と感じるだけならよいのですが、場合によっては、お子様が混乱したり、「甘え」や「依存心」が強くなってしまったりということも、珍しいことではありません。


成績を向上させるためには、精神的な成長が必要であることや、難度の高い問題にチャレンジしていくためには、「依存心」は邪魔になるということなどは、以前にも書かせていただきました。ご家庭の中でもそれらのことを意識してお子様に接していただくことが必要です。そのためには、毎日の生活の中や学習生活の中での約束事をきちんと決めておくことをお勧めします。たとえば、生活面では就寝時間であったり、学習面では学習場所であったり、そしてそれらの基本的なルールは、日によって変えるのではなく、「小学校3年生の間はこうしよう」とか、「小学校4年生になったらこう変えよう」とか、家族内での約束事としておくのです。「お手伝い」のルールなども同じように決めてしまうのがよいでしょう。


「大人」とか「子供」という表現ではなく、「3年生までは」とか「小学生の間は」というように具体的な表現でお話いただくと、お子様も理解しやすいでしょう。ある場面では「大人」と呼ばれ、違う場面では「子供扱い」されてしまう、というのはやはり混乱を招くもとになります。


早稲田アカデミーでは、小1・小2のスーパーキッズクラスでは、苗字ではなく名前に「くん」や「ちゃん」をつけて呼ぶようにしています。そして、小3になると名字での呼び捨てに変わります。より真剣に緊張感を持って授業に取り組んでもらうようにと考えてのことなのですが、「小1・小2までとは違うんだ」とお子様に自覚を持ってもらう効果もあるのです。

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