四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『通勤ラッシュ』

2014.07.02

最近、朝のラッシュの時間帯に出勤することが多くなってきました。私が利用している路線は、毎日とても混雑しているため、乗り切れずにホームで待たされてしまうこともあります。ご経験のある方もいらっしゃると思いますが、満員電車でもまれるのは意外に体力を使うものですよね。私も本社のある池袋の駅に着くころには、もう疲れてしまって...。


8時を過ぎると会社員や大学生が多いのですが、6時台や7時台前半の電車には中学生・高校生がたくさん乗っています。ちょうどこの時期は定期テストの学校も多いようで、電車の中で立ったままノートやテキストを開いている生徒をたくさん目にします。


さて、中学校を選ぶときのひとつの要素として「通学時間」が挙げられます。毎日のことですので、無視できない大きなポイントです。一般的には高校生で60分、中学生では45分程度が通える時間(片道)と言われています。また、通学範囲に制限を設けている学校では「90分(片道)」と設定している学校が多いようです。ただ、単に時間で測るだけではなく、上記のような混雑具合なども考慮に入れることが大切です。


満員電車でもみくちゃにされている20分と、座席に座って読書ができる20分とでは、まったく違うはずです。早稲田アカデミー市川校で高校入試をして中大杉並という高校に進学をした生徒が校舎に遊びに来てくれたときに話を聞いたことがあります。「朝、御茶ノ水駅までの20分くらいは座れないけど、乗る電車を選べばそこから先は座ることができるので、勉強時間にあてています」と言っていました。早稲田アカデミーの各校舎にお聞きいただければ、その校舎の卒業生が、実際に進学しているのがどのくらいのエリア・距離にある学校なのかがわかるはずです。また、一番いい方法としては、通学時間帯に実際に電車に乗って確認してみることです。学校の授業が始まる時間だけではなく、クラブ活動・部活の「朝練」の時間帯などもあらかじめ考えておく必要があるでしょう。保護者対象の学校説明会でも、在校生の住んでいる場所などについて説明される場合もありますし、在校生が使っている交通機関についての質問がされることも多くあります。


「学校選び」となると、どうしても大学進学実績などがクローズアップされますが、お子様が6年間生活する環境を選ぶという視点でもお考えいただければと思います。

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