四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

「スポーツの秋②」

2014.09.12

前回の記事で、スポーツと勉強には相通ずるところがあるという点について、テニスの錦織圭選手を例に挙げて書かせていただきました。今回は水泳の萩野公介選手と瀬戸大也選手のことを紹介します。


お二人は少年時代からのライバルだったそうです。二人がまだ高校生だったときにロンドンオリンピックが開催されました。その日本代表選手に萩野選手は選ばれ、瀬戸選手は選ばれませんでした。瀬戸選手は非常に落胆したそうですが、「萩野選手がオリンピックで銅メダルを取ったのを見て、再度奮起して練習に励んだ」と、あるインタビューで話していました。


勉強でもスポーツでも、目標を持つことは大切です。ただ、一人で目標に向かって、ある意味ストイックに努力を重ねていくというのは、気持ちの面でつらいこともあるでしょう。そんなときに同じ目標に向かって挑戦し続けるライバルの存在は、きっと大きな心の支えになるのではないでしょうか。二人の活躍を見ながら、そんな風に感じました。


また、瀬戸選手のインタビューの中で、お父様の教えがいまでも心の中に残っていると話していました。その教えとは、「無理だと思ったら、それだけでできなくなってしまうから、そう思ってはいけない」というものです。


私も受験生の授業をしているときに同じようなことを言います。生徒は、少し難しく見える問題や、苦手としている問題にあたったとき、「難しい」「自分には無理そうだ」とあきらめてしまうことがよくあります。特に国語の記述や、算数の図形などを苦手としている生徒は、それらの問題が出てくると、考える前にあきらめてしまったり、考えているように見えても思考は停止していたり...。そんなときに「無理じゃない!君なら解けるはずだ」と叱咤激励するのです。もちろん解き方を教えたり、正解への道筋に誘導していったりすることは簡単です。しかし、それを繰り返していっても生徒の成長にはつながりません。自分の力で正解への道筋を見つけ出し、ゴールまでたどりつく経験をさせなければ、いつまでもその問題は自分の力だけでは解けない問題として残ったままになります。いったん「無理」と思ってしまった問題ですから、なかなか頭も手も動き始めないことが多いのですが、根気強く見守ることで少しずつ前に進み始めます。


最近の子供たちはちょっと大変なことに直面すると「無理」という言葉をよく使うような気がします。「今回は組分けテストの前だから、宿題はいつもよりちょっと多めにするよ」なんていうだけで、「えーっ!? 無理ぃ!」なんていう言葉が返ってくることがあります。ご家庭でも気になったら、指摘してあげてください。


前回少し触れさせていただいた「秋フェス」の「クローバーセミナー」ですが、10月・11月の回ともにすでに100名以上の方にお申し込みいただいているようです。本当にありがとうございます。各回とも定員になり次第、受付締め切りとなってしまいますので、ご興味・ご関心のある方は、なるべくお早めにお申し込みいただきますよう、お願いいたします。

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