四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『HAPPY BIRTHDAY!』

2014.10.01

先日、授業で回収した「早稲アカ連絡帳」の中に「今日は○○(お子様のお名前)の誕生日です!」と書かれたものがありました。すぐに「おめでとう!」とお子様に声をかけてあげたところ、満面の笑顔で喜んでくれました。クラスの他の生徒も、「えっ!そうなんだ!?おめでとう!」と口々に声をかけていました。


小学校4年生の算数で「日付と曜日に関する問題」という単元があります。「●年後の▲月■日は何曜日でしょう」というタイプの問題です。来年の自分の誕生日の曜日を求めさせたりするのですが、それを覚えておいて「今日は誕生日だよね!おめでとう!」と声をかけてあげたりすると、生徒はとても喜んでくれます。直接、勉強や学習にかかわる事柄ではありませんが、それだけで塾に来ることや、宿題をすることに対して前向きな気持ちになってくれるようです。


以前、校舎で勤務していた頃、ある小学校2年生が受付カウンターのところに来て、「今日、私、誕生日なんだ!」と嬉しそうに教えてくれました。偶然にも、その日は私の誕生日でもあったのです。「先生も今日、誕生日なんだよ」と答えると、さらに嬉しそうにしてくれました。


その後、私は転勤で別の校舎で勤務することになったのですが、その生徒が小6のとき、NN(志望校別コース)の会場で再会しました。「あっ!福田先生!」、と声をかけてくれたのですが、その成長した姿を見て、すぐには誰だかわかりませんでした。「ほらっ!誕生日が一緒の●●です」と言われて、一気に思い出しました。


実は私の誕生日は夏目漱石と同じです。それを知った中学生のとき以来、夏目漱石の作品を読むようになりました。星占いなどを信じる方ではないのですが、高校生くらいのときには「うーん、やっぱり誕生日が一緒だと感性が近いな」などと偉そうなことを感じたのを覚えています。


先日の記事にも書きましたが、最近はインターネットで非常に簡単に知識・情報が手に入ります。お子様やご家族の誕生日を調べてみてはいかがでしょうか。いろいろなことに興味を持つきっかけのひとつになるかもしれません。


また誕生日は、お子様の精神的な成長を促すきっかけのひとつにもなります。そんなことを意識してお子様に声をかけていただくのもよいでしょう。

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