四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『中学受験における親の関わり方、「○」と「×」』

2014.11.14

来週の水曜日(11/19)に、今年度最終回(第4回目)となる『クローバーセミナー』を文京シビックホールにて実施させていただきます。テーマは、『中学受験における親の関わり方、「○」と「×」』です。まだ、お席には若干余裕がありますので、ご興味がありましたら、早稲田アカデミーのホームページからお申し込みください。


「中学受験における...」と題していますが、お話しさせていただく内容の大半は「中学受験」に限定したものではありません。ご家庭における小学校低中学年のお子様に対する親の接し方、というような話になる予定です。毎回、クローバーセミナーの冒頭でお話しさせていただいているのですが、「中学受験」にしても、「子育て全般」にしても、「こうすれば必ずうまくいく」という万人に共通する方法はありません。たとえば、「お子様のほめ方・叱り方」などはよく取り上げられる話題ですが、それもお子様の性格やタイプ、成長度合い、そのときのおかれている環境や精神状態などによって、うまくいく方法は違うはずです。ですから、私がお話ししている内容は、私の塾講師としての経験を踏まえた一般的な考え方、といったようにお受け取りいただければと思います。ただ、お話するときには、必ず以下の3点を心がけています。


①子どもを主体に考える
②「こうすればうまくいく」だけではなく「こうやると失敗してしまう」と考える
③大人の感覚で、子どもの考え方や勉強について理解しようとすると、うまくいかなそうな点を考える


実は、上記の3点は、私が講師として生徒と接するときに、常に心がけていることでもあります。

授業においても面談においても、自分が何を教えたいのか、伝えたいのかだけではなく、それを生徒がどのように受け取るのかを考えるところからスタートしています(①)。


「どうやったらうまく伝わるのか」はもちろん考えるのですが、「こういう伝え方をするとうまく伝わらないだろう」という点も考えます(②)。


私自身、講師を始めたころは、たくさんの失敗を経験しました。家庭学習のやり方などは、大人のやり方を押しつけても、小学生にとってはうまくいかないことが多くありました。テストの位置づけひとつとっても、小学生と高校生では全く違うのです(③)。


上記のようなところをスタートラインとして、来週のクローバーセミナーでもお話しさせていただくつもりです。会場にて皆様とお会いできるのを楽しみにしています。当日はよろしくお願いいたします。

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