『次のステージへ...』

2015.02.04

２月１日から始まった東京都・神奈川県の私立（国立・公立）中学入試ですが、すでに多くの学校で入試・発表が行われました。私もいくつかの学校へ入試応援に行ってきました。２月１日は早稲田中学に行ったのですが、日曜日だったこともあり、例年以上にお父様の付添いが多かったように思います。また、学校が休みということもあり、来年以降受験される多くの子どもたちが「入試見学」に来ていました。昨年度、志木校で担当していた当時小学校３年生（新小学校５年生）だった生徒も来ていて、「２年後、頑張って受けようね！」と声を掛けました。もちろん、まだいくつかの学校で入試が行われています。最後まで挑戦を続けている皆さん、がんばってください！

今年も早稲田アカデミーの受験生たちはがんばってくれました。このブログは合格実績の報告や宣伝をする場ではありませんので割愛させていただきますが、本当に素晴らしい結果を残してくれました（詳しい合格実績はＨＰの別ページをご参照ください）。私が市川校で担当した当時小学校４年生だった生徒たちからも、うれしい報告がたくさん入ってきています。私が直接教えていたのは小４のＳ１クラス（２クラス編成の２番手クラス）ですが、そのクラスに在籍していた生徒たちからも、麻布・武蔵・女子学院・早稲田などの最上位校へ合格したと連絡が入ってきました。本当にみんな頑張ってくれたようです。

中学入試が終われば、小６受験生たちは「次のステージ」へと進むことになります。入試である以上、一番行きたかった学校への進学を決められた方ばかりではありません。実質倍率が３倍の学校であれば、その学校に進学できるのは３人に１人です。進学先が第一志望校でなかった場合、涙をこぼすこともあるでしょう。ただ、中学入試は「合格」か「不合格」か、を決めるゲームではありません。だから、結果だけがすべてではないはずです。いままで学び、身につけてきたことが、入試が終わった瞬間に、すべて消えてなくなるものではありません。確実にこれから先のステージで役に立つはずです。

まずは、どのような結果であれ、入試という大きな試練を乗り越えたお子様をほめてあげてください。そして、後ろを振り返るのではなく、前を向いて一歩を踏み出すことが大切です。進学を決めた学校での学びや生活を充実したものにできるかどうかは、お子様のこれからの気持ちと行動にかかっているのですから。

入試が終わって、お子様も保護者の皆様もお疲れになっていることと思います。少しゆっくりしていただくのもよいでしょう。いままでやりたくても我慢してきたことを、思う存分やらせてあげるのもよいと思います。ただ、そんな中でも、なるべく早く「次の目標」について考える始めることをお勧めします。入試という大きな目標に向かって進んできた毎日は、大変だったと思いますが、一方で充実していたのではないかと思います。たとえば「新しく始まる英語をしっかりとがんばる！」でもよいでしょうし、将来の大学入試へ目を向けてもよいでしょう。ひとつのゴールにたどり着いた今、そのゴールで立ち止まるのではなく、次のゴールを見据えてスタートを切る準備をしていただく...そんなイメージです。

「自分が勉強するんだったら、自分が受験するんだったら、どんなにか楽だろうと思います」、よくそんなお言葉をお母様からうかがいます。「見守る」というのは本当に大変なことだと、私も感じます。受験生の保護者の皆様、本当にお疲れ様でした。

「次の新たなステージ」へと向かうお子様をこれからも応援していってください。私も中学入試を終えた皆様のこれからの活躍を、心より祈り、願っております。

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