『ゴールデンウィークがやってきます』

2015.04.22

まもなくゴールデンウィークがやってきます。早稲田アカデミーの授業も、カレンダー通りのお休みとなります（校舎によっては、カリキュラム調整のための補習や振替授業を実施するところもあると思いますので、詳しくはお通いの校舎にお問い合わせください）。

今年のゴールデンウィークはあまり長いお休みではありませんので、お出かけになる方も、比較的近場が多いとテレビのニュースでやっていました。皆様はもうご予定はお決まりでしょうか。２月から４月までに学習した単元の総復習を予定しているというご家庭もあるかもしれません。特に、この４月からご入塾いただいた方などは、比較的余裕があるこの時期に、少し時間をとって今までのまとめ学習を行うことも必要かもしれません。ゴールデンウィークが明けた週末（５月９日・１０日）には、小３～小６までの各学年で「必修テスト（マンスリーテスト・ＹＴ組分けテスト）」が実施されます。そのテストを目標としているお子様にとっては、ゴールデンウィークは「しっかりと勉強する」期間かもしれません。

一方で、気持ちを切り替えるために（リフレッシュするために）、「楽しめる」時間を多くとっていただくことも必要です。お子様が楽しむことはもちろん、保護者の皆様にも家族との時間を大切にしてもらいたいのです。

ゴールデンウィークの期間に「帰省」のご予定がある方は、お子様と「おじいさまやおばあさま」との会話の時間をたくさんとってあげてください。「年寄りといても楽しくないだろうから、お小遣いをあげるから遊びに行っておいで！」と言うおじいさま・おばあさまもいらっしゃるかもしれませんが、お子様の成長のためには、おじいさまやおばあさまとの時間はとても大切なものなのです。

自分と年代や立場、生活環境が違う人の話を聞くことは、お子様の精神的な成長に大きくつながると、私は考えています。他人の考えを理解し、尊重することで、新しい発見につながることもあります。また、おじいさまやおばあさまの昔話を聞くことで、少し前の時代や社会を知ることもできるでしょう（「昭和」というのは、すでに歴史で扱われる時代になっているわけですし...）

「ゴールデンウィークは帰省するので、むこうで宿題をしっかりやらせます」というようなお話をうかがうことがあります。そんなときは「宿題よりも、おじいさまやおばあさまとの時間を大切にしてください」と私はお答えするようにしております。

2017.07.07　『この夏を成功させる５つの方法　～第２回クローバーセミナーより～』

2017.07.05　『夏をなめるな。』

2017.06.30　「国語の学習に関して③　～記述力・表現力～」

2017.06.28　「国語の学習に関して②　～読解力とは～」