四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『8時59分60秒』

2015.07.01

今日、2015年7月1日は「1秒得をした日」です。「うるう秒」が3年ぶりに挿入され、「8時59分59秒」と「9時00分00秒」の間に、ちょっと耳慣れない「8時59分60秒」が設定されました。皆様、ご存知でしたでしょうか。ちなみに錦糸町校の小6生は、今朝ニュースを見たらしく知っていました。


「入試直前でもニュースは見た方がいいですか?」という質問を、小6受験生から受けたことがあります。そのニュース番組にもよるのですが、本当に知っておかなければならないニュースはそれほど多くはありません。そのため、お子様自身が、無理をして見る必要はあまりないと思います。もし、入試直前期に知っておくべきニュースがあれば、それは塾の担当講師が授業の内外で伝えるはずです。


もちろん「時事問題」への対応として、受験生にニュースを見ることを勧める場合もあります。ただ、時事問題として出題されるのは、だいたい秋くらいまでのニュースであるのが一般的です。なぜなら、学校の先生が入試問題の作成にあたる時期は概ね夏から秋にかけてであり、入試直前に作成をするケースはほとんどないからです。ですから、時事問題の対策として、入試直前期にニュースを見る必要はあまりないのです。さて、今年は「火山・地震」というようなニュースが継続的に伝えられています。来年の入試で出題される可能性は高のではないでしょうか。


また、小3・小4の時にニュースを見せるかどうか、というご質問をいただいたこともあります。これも、お子様によって、またはその番組の内容によっても違ってくるとは思いますが、一般的に申し上げるのならば「見せなくてもよい」、というのが結論です。お子様に「見せたい」ニュースは、普通の番組ではなかなか取り上げられません。事件や事故といったニュースが大々的に報じられる中で、お子様が興味を持てるニュースは非常に少ないのが現状です。


保護者の皆様には、ご自身がご覧になったニュースの中で、お子様に伝えたい(伝えるべき)ものがあれば、それを教えて欲しいのです。たとえば、今日の「うるう秒」のニュースはそのひとつでしょう。お子様が聞いて「ちょっとおもしろいな」と思えるようなニュースがあれば、お食事の時間の会話のひとつとして、さらっと話してあげるようにするのがよいでしょう。

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