四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

「夏期講習会後半戦スタート!」

2015.08.19

「お盆休み」も終わり、いよいよ夏期講習会後半戦がスタートしました。私が担当している小3小4クラスの生徒たちも、日焼けした元気な顔で授業に参加しています。いろいろな経験をしたようで、「どこかに行った人!」と投げかけただけで、発言が止まらなくなってしまったほどです。


実は8月からは、進学塾では「年度後半戦」となります。2月から新学年がスタートしていますので、7月まででちょうど6か月、半年間が経過したことになります。ちょうど「お盆休み」が「折り返し地点」といったイメージでしょうか。


ここで小6受験生の方へ向けた話を少しさせていただきます。ここからの残り半年は、最後のゴールまでのラストスパート期間となります。クラス・科目などによっても異なりますが、これからの期間は、新しい考え方や解き方を身につけるのではなく、今までに習得したものに磨きをかけ、「得点力」を高めていくことに主眼をおいて過ごさなければなりません。そのためには、より効果的かつ効率的な学習を進めていくことが必要です。


簡単にできる問題だけを解いていても、得点力は上がりません。一方で、現状のレベルからかけ離れ過ぎている問題にチャレンジをしても、なかなか解法の糸口が見つからず、かけた時間に見合った効果は得られないものです。だから、これから入試までの半年間は、お子様のレベルを考えて、さらには志望校の問題レベルも考慮して、効果的な学習を進めていかなければならないのです。また、志望校の過去問題演習を進める場合においても、どの学校から着手するかは、お子様の状況によって違ってきます。ご不安な場合や悩まれた場合には、お気軽に担当講師までご相談ください。


非受験学年の皆様にとっては、次年度以降のことを考えての半年となります。学習内容も一学期までと比べると一段階上がってきます。たとえば、国語の文章題の出題文は、文字数が増え、難度もアップします。いままではすんなりと文章内容が理解できていたのに、急に難しく感じるようになった、というようなケースがでてくるはずです。算数においても、習ったことを単純に当てはめるのではなく、正解までの過程を考えて解かなければならない問題が増えてくるため、戸惑うことも出てくるでしょう。


そのため、これまでの学習習慣や学習計画を見直していかなければなりません。一学期と同じレベルの課題であれば、より短い時間でできるようなっているでしょうし、難度が高い課題であれば少し長い時間をとる必要があるからです。夏休みを越えたことで、多くの小学生が一回り成長しているはずですから、集中できる時間も長くなっているはずです。どの学年のお子様も二学期の学習計画では、一学期と比べて一回の学習時間を多くとることもできると思います。その点を加味して、少し早いですが夏休みの間から、二学期の学習計画を考え始めることをお勧めします。

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