四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

「8月最終日...」

2016.08.31

今日で8月も終わり。台風一過で日差しは厳しいですが、風はなんとなく「秋」を感じさせるものになってきました。すでに小学校での夏休みが終わり、新学期が始まっている人もいると思います。早稲田アカデミーの新学期は9月5日(月)からです。校舎によっては、新学期からクラスが増えたり、授業曜日(科目の順番)が変わったりすることもあります。テキストやノートのご用意など、気を付けていただければと思います。


多くの小学生にとって、「夏休み」は年間で一番楽しい期間のひとつでしょう。塾の夏期講習会はあっても、普段とは違う毎日の中で、楽しいイベントもたくさんあって...。夏の日差しや明るさも人々の気持ちをちょっとウキウキさせてくれます。


そんな季節が終わりを迎えると、なんとなく気持ちが沈んでしまうことはないでしょうか。「夏の終わり」とか「祭りのあと」とか、そんな言葉に代表される、少しさびしいような、切ないような、そんなイメージのはずです。


気持ちの上で「せつなさ」や「寂しさ」を感じているだけならばよいのですが、ともすれば「やる気の減退」につながってしまうこともあるので注意が必要です。お子様にとって、夏休みが楽しければ楽しいほど、充実したものであればあるほど、「終わってしまった」という気持ちが強くなり、ポカンと穴が開いたような気持ちになってしまうのでしょう。


そのような気持ちになってしまうのは、ある程度は仕方がないことだと思います。リオオリンピックに出場した選手たちも、大会が終わった今、やりきった満足感や充実感とともに、どこか心の中に穴が開いたような気持ちになっているのではないでしょうか。ただ、そこで終わりではないはずです。オリンピック選手たちのインタビューを聞いていると、必ず「次の目標に向けて」という言葉が出てきます。小学生の生徒たちも、なるべく早く気持ちを切り替えなければなりません。きちんと夏休みを振り返り、次の目標に向けて一歩を踏み出す...、ちょうど今がそんな時期です。夏の終わりの区切りとして、各学年のテストも実施されています。そこから「勉強の秋」が始まるとお考えください。学習・勉強面でも目標を定めて、その目標に向けて気持ちを切り替えて取り組むようにご家庭でもお話しいただければと思います。

同じテーマの最新記事

2017.07.07 『この夏を成功させる5つの方法 ~第2回クローバーセミナーより~』
2017.07.05 『夏をなめるな。』
2017.06.30 「国語の学習に関して③ ~記述力・表現力~」
2017.06.28 「国語の学習に関して② ~読解力とは~」
資料請求はこちら