四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

「ノーベル賞ウィーク」

2016.09.30

来週の月曜日(10月3日)から、ノーベル賞の各賞が発表になります。2014年には「青色発光ダイオードの研究」で3人の日本人が「ノーベル物理学賞」を、2015年には「寄生虫病の治療法」で「ノーベル生理学・医学賞」、「ニュートリノ研究」で「ノーベル物理学賞」を、それぞれ日本人が受賞しました。テレビや雑誌などを見ていると、今年もさまざまな分野で日本人が候補に挙がっているようです。楽しみにして待ちたいところです。個人的には、そろそろ日本人として3人目となる「ノーベル文学賞」を期待しているのですが...。毎年候補としてあがるのは村上春樹さんです。もし「ノーベル文学賞」をとることになれば、来年の入試問題にも取りあげられる可能性もありそうですね。「ノーベル文学賞」の選考および受賞式が行われるのはスウェーデンです。実は、知り合いに日本語の文学作品をスウェーデン語に翻訳している女性がいます。彼女は、大江健三郎さんが受賞したときも翻訳を手掛けていて、授賞式の通訳もなさっていらっしゃいました。村上春樹さんの作品も彼女と彼女のお母様が翻訳されています。そういった関係もあって、ぜひ受賞してほしいと思っている次第です。

「ノーベル文学賞」は、日本人では川端康成さんと大江健三郎さんの二人が受賞しているのは、皆様ご存知の通りです。文学賞は他の賞とは違って、毎年一人しか受賞できない賞なのですが、その候補者が公表されることもあるようです。日本人では谷崎潤一郎さん、三島由紀夫さん、安部公房さん、井上靖さんなどが候補にあがっていたと聞きます。ただ、「ノーベル賞」は原則として「本人が生存中であること」が受賞条件だそうで、亡くなった方には授与されないために逃してしまったようです。安部公房さんに関しては、「ノーベル賞」の選考委員が「急死しなければ受賞は間違いなかった」という談話を発表したと、新聞で読んだ記憶があります。


テレビでは「ノーベル賞が発表される一週間。〈ノーベル賞ウィーク〉ですね」と言っていたのですが、厳密にいうと少し違います。授賞式が行われるスウェーデンのストックホルムでは、授賞式の行われる12月初旬の一週間が「ノーベル(賞)ウィーク」と呼ばれます。世界各国からたくさんの人が集まり、クリスマスとニューイヤー前の華やいだ一週間となるのです。授賞式はノーベルの命日である12月10日に行われます。授賞式や晩さん会、記念講演などの様子をテレビでご覧になったことがある方もいらっしゃるでしょう。


「日本人がノーベル賞を受賞した」というようなニュースが飛び込んできたときに、生徒たちによく言う言葉があります。「ノーベル賞というのが、世界的に優れた発明や発見をした人に対して贈られる、とてもすごい賞なのは知っているよね。福田先生がこれからノーベル賞を目指して研究したり、何かを発見したりすることはできないけれど、君たちにはその可能性が十分あるんだよ。将来、君たちの誰かがノーベル賞を受賞してテレビで紹介されるのが、先生の夢だな」そんなことを話しています。いま目の前にいる生徒たちが、将来大きく羽ばたいて、日本だけではなく世界的にも活躍してくれる、そんな夢をいだきながら、今日も生徒たちと授業をしています。

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