四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『中学入試を終えられた皆様へ』

2020.02.07

2月1日から始まった東京都・神奈川県の私立(国立・公立)中学入試ですが、ほとんどの学校で入試・発表が終了しました。私も2月1日から5日まで、早朝から入試応援に出掛けていました。今年の2月1日・2日は週末だったこともあり、例年以上にお父様の付き添いが多いように感じました。また、来年以降に入試を迎える非受験学年の生徒も、学校が休みということで「入試見学」に多く来ていたようです。


今年も早稲田アカデミーの受験生たちは、本当によく頑張りました。このブログは合格実績の報告や宣伝をする場ではありませんので割愛させていただきますが、素晴らしい結果を残してくれています(詳しい合格実績はこちらのページをご参照ください)。また、2月28日からは、早稲田アカデミー主催の「中学入試報告会」を各エリアの会場で実施させていただきます。既に定員の関係で締め切りとなっている回もありますが、ご都合のよい日程・会場がございましたら、ぜひご参加ください。また、新小1から新小4生の皆様を対象とした「基礎から学べる中学入試報告会(3月6日 芝公園メルパルクホール)」を、今年も私が担当させていただきます。中学入試の基礎的な知識と併せて、入試概況やご家庭での学習方法などについてもお話しさせていただく予定にしておりますので、ぜひお越しください。


さて、中学入試が終われば小6受験生たちは「次のステージ」である中学校へと進むことになります。入試である以上、一番行きたかった学校へ進学できる方ばかりではありません。実質倍率が3倍の学校であれば、その学校に進学できるのは3人に1人です。進学先が第一志望校でなかった場合、涙をこぼすこともあるでしょう。ただ、中学入試は「合格か不合格か」を決めるゲームではありません。その結果だけが全てではないはずです。今まで学び、身に付けてきたことが、入試が終わったところで消えてなくなるものではありません。これから先のステージで、確実に役に立つはずです。


受験を終えられた保護者の皆様に向けたメッセージです。


まずはどのような結果であれ、入試という大きな試練を乗り越えたお子様をほめてあげてください。そして、後ろを振り返るのではなく、前を向いて一歩を踏み出すことが大切です。進学を決めた学校でどのように学び、どのような学校生活を送るかは、これからにかかっているのですから。


入試が終わって、お子様も保護者の皆様もお疲れになっていることと思います。少しゆっくりしていただくのもよいでしょう。今まで我慢してきたことを、思う存分やらせてあげるのもよいと思います。ただ、そんな中でも、なるべく早く「次の目標」について考え始めることをおすすめします。入試という大きな目標に向かって進んできた毎日は、大変だったと思いますが、一方で充実した日々だったのではないでしょうか。たとえば「新しく始まる英語をしっかりと頑張る!」でもよいでしょうし、将来の大学入試へ目を向けてもよいでしょう。ひとつのゴールにたどり着いた今、そのゴールで立ち止まるのではなく、次のゴールを見据えてスタートを切る準備をしていただく……そんなイメージです。


「自分が勉強するのだったら、受験するのだったら、どんなにか楽だろうと思います」。お父様・お母様からよくそんなお言葉をうかがいます。「見守る」というのは本当に大変なことだと、私も感じます。受験生の保護者の皆様、本当にお疲れ様でした。「次の新たなステージ」へと向かうお子様を、これからも応援していってください。私も中学入試を終えた皆様のこれからの活躍を、心より祈り、願っております。

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