四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『ドはドーナツのド……』

2021.06.09

日曜日(6月6日)に「全国統一小学生テスト」が行われました。ご受験いただいたお子様のご様子はいかがでしょうか。学年によっては、かなり難度の高い問題も出題されていましたので、受験会場で頭を悩ませたお子様も多かったかもしれません。正答率がかなり低い問題もありますので、すべての問題を解き直す必要はありません。がんばってお受けいただいたお子様をほめていただき、結果を楽しみにお待ちいただければと思います。


先日、「アッシュ・ケッチャム」という題名の記事を書かせていただきました。この記事に関しては、早稲田アカデミーの内部からの反応が意外に多くありました。「ポケモン世代なので、面白かったです」と30代の職員から言われました。


「おにぎりをドーナツとしたのはなぜなのだろう」と書かせていただいたのですが、「アメリカで手に持って食べるものの代表格がドーナツなんじゃないですか。イギリスだったらサンドイッチになっていたんじゃないかと思います」という意見をもらい、「なるほどな」と思った次第です。


そんな中で「ドーナツで思い出したんですけど、『ドレミのうた』も面白いですよね」と紹介してくれた職員がいました。映画・ミュージカルで有名な「サウンド・オブ・ミュージック」の中の曲ということをご存知の方も多いでしょう。私は映画で見た覚えがあるのですが、緑の丘の上で主人公の女性(ジュリー・アンドリュース)が子どもたちと歌っている場面を覚えています。ただ実は、英語がきちんと聞き取れていなかったこともあって、英語の歌詞でも「ドはドーナツのド、レはレモンのレ……」という意味で歌っているのだとずっと思っていました。アメリカの歌なので「ドーナツ」、でもよく考えてみると「ミはみんなのミ」「シはしあわせ」あたりになってくると日本語になっているわけです。


もともと「ドレミファソラシド」はイタリア式の音名です。英米式ではドレミの順に「CDEFGAB」という音名がつけられています。ギターを弾いたことがある方は、「コード」という概念で英米式にはなじみがあるかもしれません。「ドレミのうた」の中では、このイタリア式の音名を英語の「音」に合わせて歌われています。


「ド」は「doe(雌鹿)」、「レ」は「ray(光線)」、「ミ」は「me(私)」、「ファ」は「far(遠く)」、「ソ」は「sew(縫う)」、「シ」は「tea(お茶)」


というように歌われています。「ドレミ……」という音名に似た音を持っている英単語(1語)で表しているわけです。面白いのは「ラ」にあたる英単語がなかったのでしょう、「ソの次の音」という歌詞になっています。ご興味のある方は、英語の歌詞をご覧になってみてください。


さて、日本語歌詞ではご存知の通り「ドーナツ」「レモン」「みんな」「ファイト」「(青い)空」「ラッパ」「しあわせ」という言葉が使われています。英語と違うのは、その音で表される1語ではなく、その音から始まる単語で表しているという点です。ここにも英語と日本語の違いが見えるような気がします。


この日本語歌詞を作られたのは、歌手として有名なペギー葉山さんということを、今回調べてみて初めて知りました。ドーナツは、「お母さんが作ってくれたドーナツのイメージ」で作られたというのを読んで、私も思い出しました。今では「ドーナツ屋さん」で買うイメージが強いですが、昔は家でお母さんがおやつに作ってくれていたお菓子だったんですよね。


ある日、私が小学校から帰ってくると、母が台所でドーナツを作っていました。二人の弟たちは揚げたてのドーナツに砂糖をまぶす手伝いをしていて、私が帰宅したのに気が付いた母は「お兄さんも帰ってきたから、できたのを食べていいわよ」と私たちに声をかけてくれました。そこからの3兄弟の食欲はすさまじいものでした。私が真っ先に手を出すと、二番目の弟は両手にドーナツをとり、さらに三番目の弟は一つを口にくわえて両手に持ち……。母が最後のドーナツを揚げ終えて振り返ったときには、20個以上あった家族全員(父・母・祖父母)分のドーナツは、すべて3兄弟の胃の中におさまっていました。いまでも母が懐かしそうにする昔話のひとつです。

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