『春、新しい季節へ』

2024.03.06

３月に入りました。早稲田アカデミーの多くの校舎では３月と４月に人事異動が行われます。皆様のお通いの校舎でも、人事異動があり、校舎責任者（校長）や担当講師が変わったところがあるかもしれません。直接担当していた講師の異動（転勤）や、親身に相談にのってくれていた校長がいなくなるということで、寂しく感じられたり、不安に思われたりという方もいらっしゃるかもしれません。ただ、早稲田アカデミーの授業運営やカリキュラム・指導は、それぞれの講師が決めるのではなく、指導案や研修で決められていますので、担当講師が変わったとしても大きく心配をされる必要はありません。逆に新しく担当となる講師がどんな人か期待をして迎えていただければと思います。担当講師が変わった場合などは、お電話でご挨拶させていただくことになっております。前任者からの引継ぎなどはきちんと行っていますが、お伝えいただいておいた方がよいことなどがありましたら、お気軽にお話しいただければと思います。
　
以前、ブログや『サクセス１２』の記事をご覧になった方から何度か私の校舎で授業を受けたいというご連絡をいただいたことがあるのですが、おすすめはいたしませんでした。通塾に要する時間を考慮すると、お近くの校舎で受講された方が効果的だと考えたからです。また、早稲田アカデミーでは、どの校舎でも、テキストやカリキュラムは同じですから、私の授業とお近くの校舎の授業にも、大きな違いはありません。

「経験のある講師に担当してもらいたい」というご相談をいただくことがあります。また「〇〇中を志望しているので、ＮＮを担当している先生の授業が受けたい」というご要望をいただくこともあります。もちろんＮＮ担当講師は、その学校のスペシャリストですから、その学校に精通しています。早稲田アカデミーのＮＮ志望校別コース（志望校別対策講座）の強みはそのスペシャリストの授業を、同じ学校を志望している生徒たちと一緒に、毎週土日に受けられるところにあるわけです。一方で、お通いの校舎の講師は、ＮＮ担当講師ほどはその学校について詳しくはないかもしれません。しかし、毎週２回の授業で拝見しているわけですから、さらには質問の対応もしたり、保護者の皆様とお話しもさせていただいたりもしているのですから、「そのお子様のことを一番理解している」ことになるわけです。言い方を変えれば「そのお子様のスペシャリスト」といえるのです。私は常にいま目の前にいる生徒にとって「一番の先生」でありたいと考えており、講師に向けた研修などでも、それを常に伝えるようにしています。

さて、早稲田アカデミーでは原則として、クラスの担当講師は一年間継続することになっています。ただ、２月から４月に関しては、人事異動が行われることもありますし、新しくご入塾される方も多くなり、クラスの増設・再編成などもありますので、一部過渡的な時期となっております。さらに学校とは違い、習熟度別のクラス編成となっていますので、クラスが変わることで、年度途中でも担当講師が変わることはあり得ます。また、保護者の皆様にご記入いただくアンケートなどでご意見をいただいた場合も変更される可能性があります。いずれにしてもお子様の「やる気」と「学力向上」を第一に考え、混乱するようなことがないように細心の配慮をもって行うようにしておりますので、ご安心ください。

人事異動が行われたということもありますが、中学入試・高校入試が終わり、新しい学年に切り替わる３月は、早稲田アカデミー全校舎が、新しい年度へ向けてスタートをきるタイミングとなります。より充実した指導を進めることができるように、全校舎でしっかりと取り組んでまいりますので、さらにご期待いただければと思います。私自身も校舎は変わりませんが、新しい気持ちで取り組めるように、毎年この時期は古いものを整理する時期としております。

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