
『無限の可能性』
2026.02.04
今年の中学入試も「終盤戦」にさしかかっています。すでに進学先を決めた受験生もいますし、今も挑戦し続けている受験生もいます。早稲田アカデミーにお通いいただいた皆様に、進学先を決めて笑顔で次のステージに進んでいただけるように、私も最後まで応援してまいります。
早稲田アカデミーの入試結果に関しては、このホームページ内で随時公開させていただいておりますので、ぜひご覧になってください。今年の受験生たちも本当によく頑張ってくれています。今年度の入試の状況などに関しては、各地域で実施する「中学入試報告会」でもお伝えさせていただきますので、ご興味のある方はぜひお申し込みください。
毎年、この時期に早稲田アカデミーを巣立っていく生徒たちを見ていると、これからの彼ら、彼女たちの将来がとても楽しみに思われてきます。大きな「可能性」を抱いて、中学校という次のステージへと向かう子どもたち。その可能性を大きく広げ羽ばたいてもらうことを、願ってやみません。
「子どもの可能性を伸ばす」という言葉を耳にすることがあるのですが、「伸ばす」というよりも「子どもの可能性」は無限に広がっていると私は思っています。生まれたばかりの子どもは、医師にも弁護士にも宇宙飛行士にも、さらにスポーツ選手や芸術家にだって……、何にだってなれる可能性を持っています。しかし、成長するにしたがって、それらの可能性のうちのいくつかは少しずつ薄くなり、消えていきます。
親は、それらの可能性の芽を摘んでしまうことがないようにするべきだと思うのです。お子様の適性を見極め、その長所を伸ばし、進むべき道をある程度定めて導いてあげることも、親や周囲の大人の役割として挙げられるでしょう。しかし、まずはすべての可能性を考えて、なるべくその可能性の幅が狭まらないように成長を後押ししてあげることが大切だと、私は考えています。適性だけではなく、お子様自身にやりたいことが見つかったときに、それを目指すことができるような姿勢や能力を伸ばしてあげよう、と考えることが必要だと思っています。お子様が大人になったときに求められる力や役割は、ここからの10年、20年で大きく変わるはずです。その点を考えても、お子様の可能性を狭めないように育てることが必要だと思います。
これから中学受験へ向けた学習を本格的に始められる皆様に私がよくお話ししているのは、単に知識や解き方を覚えさせるのではなく、しっかりと理解させ、さらにそこから「考えさせる」という視点を持ってお子様に接していただきたいということです。中学受験カリキュラムを進めていくのは、志望校に合格する解き方やテクニックを身につけることだけが目的ではありません。もちろん、小学校では扱わない知識なども必要ではありますが、それ以上に「考える力」を育てることが大切になっています。「頭の使い方」や「考え方の土台」などが出来上がる小学生の間に、ある程度高いレベルでしっかりとしたトレーニングを行うことは、お子様が将来どんな道に進むにしても、必ず役に立つでしょう。そしてそれは、将来の可能性を狭めないことにも直結すると思うのです。
来週からは、早稲田アカデミーでも新学年がスタートします。新しい学年での学習をスタートするにあたり、保護者の皆様にも「お子様の可能性を狭めない」という視点をお持ちいただければと思います。さらに、精神的にも肉体的にも一番成長するのは中学校・高校の6年間です。一番成長する時期にお子様にあった環境をしっかりと選び、与えること。それこそが「子どもの可能性を奪わないこと」であり、中学受験を選択する最大の目的でもあると考えています。
- 2026.02.04 『無限の可能性』
- 2026.01.30 『祈・合格! ~You're the HERO.~』
- 2026.01.28 『入試問題から考える』
- 2026.01.23 『1月もあと1週間……』
- 2026.01.21 『君の算数は、もう苦手科目じゃない!』

