
『1月もあと1週間……』
2026.01.23
1月10日の埼玉県私立中入試からスタートした「首都圏中学受験」ですが、1月20日からは千葉県の入試も始まっています。そして、2月1日からはいよいよ東京都・神奈川県の入試が始まります。埼玉・千葉入試で第一志望校に合格し、進学先を決められた方もいらっしゃると思いますが、多くの受験生は2月も入試に挑みます。今回は、1月最後の1週間、最後まで頑張る受験生たちへの応援メッセージを書かせていただきます。
私は、「この最後の1週間をどのように過ごすか」が、中学入試の結果を大きく左右すると考えています。中学入試は、「最後の最後は気持ちで決まる」ともいわれます。高校受験や大学受験とは違い、入試に挑むのは精神的にまだまだ成長途中の11・12歳ですから、入試当日のコンディションが結果に影響しやすいのは自然です。実力の120パーセントを出すことはもちろんできませんが、これまで培ってきた100パーセントを出すことができるかどうかは、その瞬間の気持ちに左右されます。本番で100パーセントの力を発揮するには、「準備してきた自分を信じられること」が鍵です。そのためには「最後までやり切った」という実感を持って会場に向かうことが大切です。私はこの時期、受験生に「入試前日まで伸び続ける。最後までやり切ろう」と伝えています。ここまでの志望校判定模試で一度も80パーセントを超えたことがない生徒や、過去問で一度も合格ラインを超えたことがない生徒が、入試本番で見事「合格」を勝ち取るケースは毎年あるのです。
保護者の皆様からもさまざまなご相談をいただきます。一番多いご相談は、「第一志望校の入試直前はどのように過ごせばよいか」というものです。「正解」があるものではないのですが、私は以下のようなポイントをお答えさせていただいています。 ・入試前日、入試直前まで「伸び続ける」のだから、前日もしっかりと勉強を ・新しいことに取り組むよりも、使い慣れたテキストや教材で ・入試過去問や直前期のテストで間違えた問題の解き直しも効果的 ・緊張したり不安になったりしないように、リラックスできる生活を ・食事と睡眠はいつも通りに、しっかりと ・不安を感じたら、塾の先生に電話をするのもよい ・自分の好きな音楽を聴いたり、体を動かしたりしてリラックス 受験生の過ごし方としては、上記のようなものが一般的でしょうか。特別なことをするよりも、いつもと同じように「平常心」で過ごすのがよいと思います。もちろん、お子様のタイプや性格によっても異なりますので、場合によっては「リラックスさせる」よりも「気合を入れ直す」という手法をとることもありますが……。
さて、受験生は「いつも通り」がよいと思うのですが、受験生の保護者の皆様はそうはいきません。入試前日には、いろいろとやっておくべきことがあります。
まずは「入試要項」の再確認をお願いします。出願の仕方などはしっかりと読み込まれたと思うのですが、試験当日の留意点などは、さらっと読んだだけという方もいらっしゃるかもしれません。当日の持ち物などについては、かなり細かく記載がある学校もありますので、もう一度確認していただくことをおすすめします。また、まれに受験者数が想定よりも多くなった場合など、直前に「入試当日の注意点」が変更される学校もあります。受験校のホームページや受験校からのメールなどを、再度ご確認いただければと思います。
保護者の皆様へ向けた、そのほかのポイントをいくつか挙げさせていただきます。 ・受験会場までの交通機関の確認を ・受験番号をどこかに写しておく ・合格発表後の動きのシミュレート(入学手続き日程や方法の確認) ・不測の事態が起きた場合(交通機関の遅延・悪天候など)の対処法の確認 1月後半から急に寒くなりました。「今シーズン最強・最長の寒波」という報道もされています。現時点の予報では、2月1日から3日まで雨や雪にはならないようなので、ホッとはしているのですが、やはり服装なども気を付けた方がよいと思います。
そして、一番大切なのは「お子様の様子」に注意を払っておいていただくということです。第一志望校の入試直前になれば、どうしても不安や緊張が高まってくるでしょう。精神的に追い込まれているような様子が見受けられれば、その気持ちに寄り添って、支えてあげていただきたいと思います。
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