四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『3年連続で50万人を割り込む……』

2026.01.16

首都圏の中学入試がスタートしましたが、今週末には「大学入学共通テスト」も行われます。全国的に「受験シーズン」に入ってきています。


ニュースでは「大学入学共通テストの志願者数が、3年連続で50万人を下回った」というのが話題になっています。2022年の志願者数は53万人ほどだったのですが、2023年には51万人台となり、2024年からは50万人を下回って推移しています。背景には「少子化」の影響もあるのですが、「大学入学共通テスト」を経由しない「総合型選抜」の普及もありそうです。また、昨年度から「新課程」での入試になったことも影響しているように思っています。


この時期になると卒塾生たちのことが気になります。6年前に中学入試を終えた生徒たちが、また新たな次の目標に挑戦している姿を想像したりもします。多くの生徒は大学進学が決まったあとで報告をしに来てくれたり、電話をくれたりするのですが、数年前には「センター試験」の直前に「先生の声が聞きたくなった」という電話をくれた生徒もいました。


先週の土曜日、卒塾後も毎年「年賀状」を送ってくれる6年前の生徒に電話をしました。6年も経っていますので、私からの電話が激励になるかも心配だったのですが、思いのほかうれしそうに電話に出てくれました。
「いよいよ共通テストだけど、調子はどうかな?」
「模試ではA判定が出ているので、大丈夫だとは思いますが、油断しないように頑張ります!」
そんな会話でした。「頼もしくなったなぁ……」と感じると同時に、合格を確信しました。


毎年、「大学入学共通テスト」の問題は気にして見るようにしています。私自身は大学入試指導から離れて久しいので、正確な分析ができるわけでもありませんし、解けない問題も多いのですが、やはり興味を持っています。


毎年「数学ⅠA」で出題される「確率」の問題には、「場合の数」として考えると、中学入試の算数の知識・解法で解ける問題も多くあります。中学入試の算数の問題をつくっている先生は、「算数の先生」ではなく中学校の「数学の先生」ですから、こういった問題も頭に入れて作成されているのではないかと推測しています。


首都圏の中学入試が始まり、その結果が続々と判明してきています。このホームページからも、今年度の早稲田アカデミーの『合格実績速報』がご覧いただけるようになっております。毎年、合格実績を伸ばし続けてきている早稲田アカデミーですが、今年も昨年以上の結果を出すことができると予測しております。ぜひ、ご注目いただければと思っております。


また、早稲田アカデミーの校舎でも、掲示に同意いただいた方のお名前と合格校を、『祝合格』という短冊で貼り出しています。


この『合格短冊』を掲示することには、さまざまな意図があります。第一には、努力を重ねて合格を勝ち取った受験生の健闘をたたえるためです。また、入試を目前に控えた受験生たちに勇気を与えたいという意図もあります。受験生のなかには、「誰がどこに合格しているか」を気にして、掲示を見にくる生徒もいます。そういったときに私は「同じ教室で同じ先生たちに習ってきたのだから、君にも同じだけの実力がついているはずだよ」と話すようにしています。「同じクラスの生徒が合格している」ということは、「自分がやってきたことに間違いはなかった」という大きな勇気を与えるものになるはずです。


さらに、来年以降に受験を迎える生徒たちにとっても大きな励みになると考えています。今担当しているクラスのなかにも、掲示されている短冊の先輩に憧れて、その先輩と同じ学校を目指したいと頑張っている生徒がいます。貼り出される短冊を見て「すごいなぁ」と思い、「自分も合格したい」と感じ、その気持ちを励みにして頑張っているのです。


「目標には具体的なイメージが必要である」とよくいわれます。志望校に関しても、学校名に憧れているだけの状態よりも、実際に学校を見にいって、通っている先輩たちを目にした方が、その目標へ向けて頑張る力が湧いてくる、ということをお話ししたりもします。この「合格短冊」も「合格の具体的なイメージ」の一つになるのです。保護者の皆様も、ぜひ早稲田アカデミーの、そして各校舎の中学入試結果にご注目ください。校舎のお近くまでお越しの際にはお立ち寄りいただき、合格短冊をご覧いただければと思います。


受験シーズンに入り、毎日受験生と接していると、「入試」「受験」というもの、その意味について考えます。「合格」という結果だけではなく、入試に向けて取り組むなかで「得られるもの」がたくさんあると、毎年考えます。よくいわれることではありますが、「受験」という経験……「合格」という大きな目標に向かって真剣に努力する経験は、そこから先の人生に必ずや生きるものなのだと思います。


目標が大きなものであればあるほど、その過程には厳しさや苦しさもあるはずです。ときには、涙を流したり、逃げてしまいたくなったりするときもあるでしょう。その「涙」や「弱気になった自分」を振り払って、もう一度前を向き、最後まで諦めずに目標を追い続ける日々は、大きな成長をもたらします。その「成長」こそが、中学入試で得られる「一番大きなもの」なのかもしれないと考えています。

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