四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『今の経験が、未来の力になる』

2026.09.09

個人的なことですが、最近はとても忙しい日々が続いています。「やるべきこと、やらなければならないこと」がいっぱいで目が回るほどの状態です。こう書くと、なんとなく愚痴をこぼしているように思われるかもしれないのですが、そうではありません。「やるべきこと」があるというのは、幸せなことだと思っているのです。その「逆」を考えてみるとおわかりいただけるのではないでしょうか。「やるべきこと」がない毎日は、とても味気ないものになってしまうように私は感じています。確かに、今この瞬間に10日間程度の「何もしなくてよい日々」ができて、南の島のリゾートでのんびり過ごすことができるとなったら、うれしく感じるようにも思います。しかし、それがずっと続くとなると……。実際に、今の私に10日間の休みがあったとしても、きっと1日~2日だけしか「ゆっくり」というわけにはいかないようにも思います。
 
自分のことばかり書き過ぎてしまいました。「やるべきことがある」ことによって「充実した日々を送ることができる」という点については、小学生も同じだと思うのです。そして、「やるべきこと」の多くは「目標を持つ」ことによって決まるとも考えています。中学受験という大きな「目標」を見つけ、そこに向かって日々「やるべきこと」を頑張っている小学生は、そういう点において「幸せ」なのではないかと考えています。


「目標に向かって努力する」「目標に到達するために頑張る」というのは、決して楽しいことばかりではないはずです。ときには「つらい」と感じることもあるでしょうし、投げ出してしまいたくなるときもあるでしょう。人生経験が少ない小学生にとっては「どれくらい頑張れば目標に届くのか」ということが見えずに不安になることもあるはずです。さらに、小学生では「自分がどれだけ頑張れるのか」ということもわかっていないのが普通です。


毎日の宿題で大変な思いをしている生徒に「やるべきことがたくさんあって幸せだね」と言ったとしても、きっと「えぇ~!?」と言われてしまうでしょう。ただ、長い目で見れば、その充実した毎日はきっとお子様方の未来につながると考えています。また、「目標」「やるべきこと」がはっきりしていることは、生活面や精神面においてもよい効果をもたらします。例えば、学校生活のなかではときに友人関係のトラブルを抱えることがあります。大人から見ればささいなことでも、子どもにとっては大きな悩み事となる場合もあるはずです。そういった悩み事があったときにも、しっかりとした「目標」が精神的な支柱となって立ち直ることができた……そんなケースを聞いたこともあります。


「やるべきことがたくさんあって充実した日々」は、ネガティブにとらえれば「やらなければならないことがあって大変な日々」ということもできます。毎日の生活のなかでは、むしろそう考えてしまうことの方が多いでしょう。たぶん、それはお子様方ばかりではなく、大人でも同じことだと思います。しかし大きな目標を乗り越えて振り返り、「達成感」とともにその日々を思い起こすとき、「充実」していたと感じることができるはずです。そして、それは大きな経験となってお子様の未来につながることでしょう。


中学受験という高いハードルへ向けて努力を積み重ねることで得られる大きなものの一つが、この「経験」でもあると私は考えています。

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