四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『ワールドカップよりも……』

2026.07.15

サッカーワールドカップも終盤にさしかかっています。ベスト4が出そろい、いよいよ準決勝が始まる、というところです。サッカーユニフォームをよく着てくる生徒が、「先生はどこを応援するの?」と聞いてきました。ここまでくると、なんとなく「なじみのある国」を応援したくなってきています。学生のころに訪れたスペインとイングランドを応援しようと思っています。フランスも行ったのですが、なんとなくスペインの方が「肌に合った」印象があるだけなのですが。


先週の土曜日(7月11日)には、私にとってはワールドカップよりも「熱い」試合が行われました。神宮球場で行われた、全国高等学校野球選手権の試合です。ニュースなどでも話題になっていたので、ご存じの方もいらっしゃるでしょう。「開成学園VS都立日比谷」の東東京大会2回戦の試合です。早稲田アカデミーからの進学生が非常に多い2校の対決になっていたのです。


ちなみに、今年2月に行われた入試での、早稲田アカデミーからの合格者数は以下の通りです。
 開成学園(中学)179名(定員300名)
 開成学園(高校)101名(定員100名) ※19年連続全国No.1
 都立日比谷高校 110名(定員317名) ※6年連続No.1
合格者が全員進学するわけではないのですが、推測で開成学園は1学年の生徒の約半数が早稲アカ出身、日比谷は1学年の生徒の三分の一程度が早稲アカ出身……そんなイメージです。


7月11日の神宮球場には、非常に多くの「早稲アカ出身」の生徒たちがいたのだと思います。早稲田アカデミーからは、高校入試で「開成・日比谷のダブル合格」をして、どちらかに進学を決める生徒もいますので、日曜日の特別コースや夏の「夏期集中特訓」で机を並べていた生徒もいたのだろうと考えています。一塁側の応援席にも、三塁側にも。そして、両校とも「スポーツ推薦」は行っていない学校ですので、開成学園ならば中学入試・高校入試のそれぞれのハードルを、日比谷ならば高校入試を学力で突破してきた生徒たちが選手として参加しているはずです。中学入試・高校入試というタイミングで、それぞれの高い目標を突破してきた生徒たちが、高校野球で真剣に戦う……。そう考えると、入試を応援する進学塾の講師という立場にいる私は、何か胸に熱いものがこみ上げてきます。入試を越えた「次のステージ」でまた新しい目標を見つけて、スポーツに真剣に取り組んでいる高校生たち。そして、この夏の大会が終われば、次は大学入試に向けて……。


開成学園は東京大学合格者数全国1位の学校です。一方の日比谷も、公立高校では東大合格者数No.1の学校ですから、今回戦ったメンバーが将来「東大野球部」で出会う、ということもあるかもしれません。


早稲田アカデミーは、目標とする志望校に合格させること、そのために成績や学力を伸ばしていくことが、進学塾の本来の使命であると考えています。しかし、志望校に合格するだけで、その先の人生の成功が約束されるわけではありません。中学入試・高校入試というハードルを乗り越えた先で、さらに活躍できる「力」を育てていきたいと考えており、それこそが、早稲田アカデミーが提供する「本質価値」でもあると自負しています。「本気でやる子を育てる」という教育理念のもと、入試という目標に向かって本気で取り組む過程で、その「力」を身につけていけるように心掛けながら生徒に接しています。「挫折を乗り越える力」「困難に立ち向かう力」「高い目標に挑戦していく気持ち」……。神宮球場の試合で戦った両校の選手たちのなかにも、そんな力があったはずです。


武蔵小杉校には、よく卒塾生たちが来てくれます。そこで話をしてくれるのが「部活」の話です。「県大会優勝を目指している」とか「発表会で賞をとりたい」とか、そんな話を聞くとうれしくなります。


試合は接戦でしたが、6対7で日比谷が勝って、3回戦に進んでいます。3回戦の相手は都立桜修館ですが、桜修館は「中等教育学校」なので、やはり中学入試で「適性検査」を突破してきた生徒たちと戦ったことになります。私の教え子も進学している学校です。みんなを応援したいと思っています。

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