
『全国統一小学生テストが終わり……』
2026.11.04
昨日11月3日(火祝)に、「全国統一小学生テスト」が早稲田アカデミーの校舎をはじめ全国で実施されました。まだ正式な受験者数集計などは見ておりませんが、今年も本当にたくさんの小学生が受験をしてくれたようです。「学力の全国大会」というにふさわしい規模と内容だったと思います。
私も武蔵小杉校で「保護者会」や「解説授業」を行い、保護者の皆様や生徒たちと充実した一日を過ごすことができました。各学年・各科目でかなり難度の高い問題もありましたから、生徒たちからは「時間が足りなかった」「ミスったぁ!」という声も聞こえていましたが、実力を発揮し、手応えを感じてくれていたようです。 例年の「全国統一小学生テスト」の出題傾向を正答率で分析してみると、国語では正答率が高い問題から低い問題が満遍なく出題され、算数では逆にメリハリがついた問題構成となることが多くなっています。つまり、国語と算数では同じ合計点(同じ偏差値)であっても、同じように考えるわけにはいきません。「どの問題でどのように得点(失点)しているか」まで見て判断することが必要になります。このテストをこれからの学習につなげるためには、より深くご覧いただくことも必要になりますので、塾生の方は「個別面談」、一般生の方は「カウンセリング」をご活用ください。
今回の「全国統一小学生テスト」では、小3・小4ともに物語文は比較的読みやすかったのではないかと思います。小3ではドッジボールの試合で活躍するために練習をし、いよいよ本番に臨む少年(小4)が主人公でした。小4の文章は、心臓に障害を持った親友と一緒に旅行に行くためにいろいろと考える少女(小5)の話でした。主人公が同じ年代であることなどからも、親しみやすかったのではないかと思います。ただ、設問の選択肢には「ひっかかりそうな」ものもあり、そこで失点してしまうこともあったのではないでしょうか。
さて、秋から冬にかけては、それぞれの学年で「まとめ」となる成果を試すテストが行われます。「全国統一小学生テスト」は総合力を測るテストという位置付けのため出題範囲が指定されていませんが、学習成果を試す単元テストはそこまでの学習内容から出題されます。しっかりと準備をして臨んでいただければと思います。
「全国統一小学生テスト」にしても、「マンスリーテスト」や「公開組分けテスト」にしても、気になるのは結果ということになるでしょう。得点や偏差値などはお子様も気にされることと思います。ただ、テスト結果の偏差値はテストを受けた全体のなかでどのくらいの位置にいるかを見る「基準」ではありますが、絶対的な数字ではありません。お受けいただいたテストを次につなげていくために、私は上記にも書かせていただいたように「正答率」を見ながら、お子様が間違えた問題の分析をされることをお勧めしています。
テスト受験生のなかで、その問題に対してどれくらいの割合の生徒が正しく答えたかがわかるのが「正答率」です。設問ごとに正答率とお子様の答案を比較分析していくと、お子様の状況がよくわかってきます。単純にどの単元内容の理解が不足しているかだけではなく、そのテストを受験したときの精神状態まで見えてくることもあります。普段はほとんどしないようなミスを連発しているときは、「集中して受験できていなかったのかな」といった感じです。
全体の得点や偏差値が持つ意味も、正答率に注目して分析をすると、変わってきます。「正答率40%以上」の問題に全部マルがついていての偏差値60と、「正答率」が低い問題(30%以下)でも正解はあるが、60%台の問題でミスをしての偏差値60では、その対処法も違ってくるわけです。
正答率との比較をしてみると、テスト結果を評価するべきポイントも見えてくるようになります。「正答率が低い=難しい」問題ということができますので、その問題にマルがついていればほめてあげることができるわけです。しかし、極端に正答率が低い(5%前後)問題の場合は、「正しく考えて正解にたどりついて『解けた』」というよりも、「なんとなく答えを書いたら『当たった』」というケースだったりもします。この場合にうっかりほめてしまうと、お子様は「なんでもいいから書いて当たればいいんだ」と考えてしまうかもしれません。
塾生の方は、12月に「個別面談会」が行われます(日程は校舎によって異なります)。「全国統一小学生テスト」だけではなく、必修テストも含めてお子様の学習状況を分析し、担当講師から今後の学習指針をお話しさせていただきます。冬期講習会の学習目標や、新学年へ向けた課題などにも触れられることになるはずです。また、普段早稲田アカデミーにお通いでない方には「全国統一小学生テスト」の成績帳票や答案をもとに、個別カウンセリングを実施させていただきます。お子様が一生懸命受験してくださったテストですから、しっかりと次につながるように、ぜひご活用ください。
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