四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『2022年、あけましておめでとうございます』

2022.01.05

2022年のスタートです。皆様、あけましておめでとうございます。
年末からの「オミクロン株」の報道もあり、まだ「おめでとうございます」と心から祝えないように感じる年明けですが、今年こそは「良い年」になってほしいという想いを込めて。


皆様は、年末年始いかがお過ごしでしたでしょうか。ご家族で静かにお過ごしになられた方もいらっしゃると思いますが、感染症対策を講じた上で帰省などをされた方もいらっしゃることと思います。私の担当している生徒からも「おばあちゃんの家に久しぶりに行った」という声も聞こえてきました。


私は早稲田アカデミー年末年始恒例の『正月特訓』の勤務をしておりました。今年は小学5年生が集う日本橋の会場責任者として勤務していました。小6受験学年は1月1日も正月特訓が行われます。「今日はお正月でも元日でもない。2月1日の1カ月前だ」という言葉から小6の新年初回授業は始めています。今年は小5生でしたので、新年初回授業は1月2日でした。そこで話した言葉を紹介させていただきます。


「2022年がスタートしました。君たちの入試が行われるのは2023年ではあるけれど、一番大切なのは今年、2022年で間違いない。受験学年として今年一年間をどう過ごすかで、皆さんの2023年の入試が決まるのはわかっているよね。自分の未来につながる一年間。無駄のないように、後悔しないように、目標に向かって進んでください!」


小5の正月特訓に参加した生徒の中で、初日(12月30日)に体調を崩して途中で早退した生徒がいました。発熱などではなかったのですが、体調不良を訴えてきたときには顔色も悪く、その場でお母様にご連絡をしてお迎えに来ていただきました。お帰りになる際「疲れも出たと思うし、ゆっくり休んで年明けの2日には、元気に来てね。待っているから」と声をかけたときに、少し笑顔が戻ってうなずいてくれました。


心配していたのですが、無事に1月2日には参加をしてくれました。多くの生徒が参加していましたので、お一人だけにたくさんの言葉をかけることはできなかったのですが、「もう大丈夫?よく来たね。あと2日がんばってね」と話したら、やはり笑顔で大きくうなずいてくれました。


最終日も元気に参加してくれ、最後にお帰りになる際にお母様が私のところにお越しになりました。「初日の体調不良は普段と違う環境の中で、かなりの緊張もあったみたいです。クラスのみんなが自分よりも問題を解くのが速くて、そんなことも気になったみたいです。でも、それがよい刺激になったみたいで、がんばると自分から言ってくれました」そんなお話をいただきました。この数日間で成長してくれたような、そんな印象も受けました。


早稲田アカデミーの中学入試へ向けた授業は、もちろんそれぞれの科目の学習を教えていきます。ただ、その教室で身に付くものは、単に学習内容だけではありません。同じ目標を持ったライバルたちとの切磋琢磨のなかで、先生からの一言で、精神的にも成長し、未来に向けた階段を一歩ずつ上っていくのだと思います。


数年前に卒業した教え子からの年賀状が届いていました。「今でも早稲アカのことを思い出します。あのときがんばってよかったと思います」そんなことが書いてありました。


今年も、目の前の生徒たちのために本気で授業をし、指導をしてまいりたいと決意している年明けです。このブログをご覧の皆様にも、さまざまな情報や内容をお届けしてまいります。今年もよろしくお願い致します。

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