
『夏、到来!』
2026.07.22
梅雨が明け、7月20日には首都圏で今年初の「猛暑日」になりました。小学校では一学期の終業式が終わり、夏休みが始まりました。夏の高校野球でも、都道府県の代表が決まり始めています。いよいよ本格的な「夏到来」です。早稲田アカデミーの校舎でも、夏期講習会期間が始まりました。ご家庭でも、夏に頑張るお子様を応援してあげてください。
この時期のブログでは、「夏の成長」について書かせていただいています。夏はお子様がいろいろな面で大きく成長する時期であること、学習面での成長を促すためには「精神的成長」を意識する必要があること、そして精神的な成長を促すにあたって大切なこと……、そんな内容で書かせていただいています。今回は、「夏の成長」のために意識していただきたいキーワードを三つご紹介します。「自覚・刺激・環境」というのがその三つになります。なかでも今回は、「夏休み」に特に意識していただきたい「刺激」について、くわしくお話しします。
お子様にとって最も大きな「刺激」となるのは、これまで経験したことのないものに触れる瞬間です。「初めて」の場所を訪れたり、「初めて」のことに挑戦したりしたとき、その体験は強く記憶に刻まれます。小学生のお子様には、まだまだ「初めて」がたくさん待っているはずです。ぜひ意識的に「初めての体験」を取り入れていただくと、よい「刺激」につながるのではないでしょうか。ただし、「初めて」ならば何でもよい、というわけではありません。その体験がお子様にとって本当に効果的かどうかは、お子様自身の成長段階によって変わってきます。
例えば、夏休みには映画を見に行く方も多いと思います。これまでは映画館でも普段親しんでいるアニメばかり見ていたお子様が、初めて少し大人向けの映画を見ることになれば、それは刺激につながるでしょう。もしくは、映画ではない「お芝居」や「ミュージカル」の舞台を初めて見れば、それも大きな刺激となるはずです。しかし、その映画や舞台の内容が、お子様にとって「よくわからない」ものだった場合は、期待ほどの効果は得られないのはご理解いただけると思います。お子様にとって「初めて」の体験や経験を「どう選ぶか」は、保護者の皆様の大きな役割だと考えています。
もう一つ大きな要素は、「人」からの刺激です。さまざまな考え方を持つ人との会話は、お子様の視野を広げ、成長に大きくつながります。例えば、帰省先でのご親戚との会話。住んでいる場所も年代も違う方の言葉は、お子様にとって新鮮な発見の連続になるはずです。
また、人とのふれあいは「視野を広げる」ことにもつながります。私立中学・高校で実施されている海外への修学旅行には、ただ観光名所を回るだけではなく、ホームステイやファームステイなどのように、現地の方とふれあう機会が設けられているものも多くあります。これも、ふれあいを通して生徒の成長を促すために実施されているものなのです。海外からの留学生を積極的に受け入れている学校にも、同様の意図が指摘できるでしょう。
私自身の経験からも、さまざまなバックボーンや考え方を持った方とふれあうことは、自身の成長や意識の変化につながるように感じています。小学生・中学生のころだけでなく大人になっても、「人から学ぶ」という意識・姿勢は大切なものだと思います。
充実した「夏」にするために、また成長する「夏」にするために、さまざまな体験や、さまざまな人とのふれあいを、お子様に経験させてあげてください。
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