四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『早稲田アカデミーの授業スタイル~「私語のない緊張感のある授業」~』

2025.06.11

先日、このブログをご覧の方から私が勤務している校舎に「全国統一小学生テストを受験したのですが、早稲田アカデミーに入ることはできますか」というご相談のお電話をいただきました。「全国統一小学生テスト」からの入塾ラインも設定されていますので、もちろんご入塾いただくことはできるとお答えしたのですが、お住まいの地域を伺うと、武蔵小杉校からはかなり遠いところでした。そのため、お住まいの地域の校舎をお勧めしたところ、「早稲田アカデミーの校舎は、どこも同じような授業スタイルですか」とお尋ねいただきました。


早稲田アカデミーの集団指導校舎は全て直営ですので、指導方針に違いはありません。「本気でやる子を育てる」という教育理念のもと、「私語のない緊張感のある授業」が各校舎で展開されています。その授業スタイルについて、私が保護者会でお話している資料を、今回は転載させていただきます。


1.「私語のない緊張感のある授業」
早稲田アカデミーの授業スタイルは「私語のない緊張感のある授業」となっています。実際の授業にご参加いただいた方からも「早稲アカの授業は集中できる」という声をいただいています。ここでの「私語」というのは「講師のコントロール外のフリートーク」という意味だとお考えください。シーンと静まり返った状態というわけではなく、教室の中からは笑い声も聞こえてきますし、生徒たちは楽しそうに授業を受けてくれてもいます。ただ、勝手なことをやっていたり、勝手な発言をしたり、という点に関しては、注意をさせていただきます。


2.「聞くときは聞く」「書くときは書く」「解くときは解く」
「私語のない緊張感のある授業」を進めるために、また授業内での学習効果を高めるために、授業中は一つの行動に集中させるようにしています。高校生以上になれば、「先生の話を聞きながら、テキストにメモをとったりノートを写したりする」こともできるようになりますが、小・中学生には難しいものです。結果としてどちらかの作業がおろそかになってしまいます。まずはしっかりと先生の話を聞くように促します。その後、解説の段階で板書したポイントを、ノートに書くよう指示します。ただ、ノートに写すのが目的なのではなく、写すことで先生の解説を頭の中でトレースして(なぞって)、その場で授業内容を復習できるようにしています。ノートは丁寧に書くことも大切ですが、ある程度の時間できちんと書くことができるようにも指導してまいります。さらに、その後で今習ったことを使って問題を解いてもらいます。早稲田アカデミーの授業はこの「聞く→書く→解く」の繰り返しで成り立っていきます。


3.授業のなかで「考える」力を養います
早稲田アカデミーの授業は、講師が話すだけの一方通行のスタイルではありません。生徒への「発問」を交え、常に頭を回転させながら授業に参加してもらえるように進めていきます。講師がコントロールしていきますので、全員の生徒が考えながら授業を受けられます。ただ、発問をしたときに、わかった生徒が勝手に答えを言ってしまうと困ることがあります。考えているときに誰かが答えを言ってしまうと、その生徒はそこで思考を停止してしまいます。そういったことが起こらないように、「発言するときには挙手を」というルールを徹底してまいります。


4.「わかる」を「できる」にするための宿題
授業内で「わかった」ことを、自分の力で「できる」ようにするためには、家庭での反復学習が必要です。そのために、早稲田アカデミーでは必ず宿題が課されます。基本的にはどのクラスの宿題も決まった形で出されますので、毎週の計画に沿って家庭学習を進めるようにしてください。早稲田アカデミーの授業を受けた場合、「復習」(だけ)の時間をとる必要は原則ありません。宿題を行うことがそのまま「復習」になるようになっています。宿題を解くなかでつまずいたときに、授業で扱ったテキストやノートを確認するようにしてください。

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