2022年度 小学4年生対象 Sコース学習内容
国語
POINT
論理的な文章読解姿勢を
定着させる
「説明文・論説文ならば、こう読む」といった文種別の読み方や、「記号選択問題なら、このような手順で解く」といった設問別の解き方を定着させます。「なんとなく」という感覚的な読解をしているうちは、国語の得点は安定しません。どのような問題に出会っても、文種・設問に応じて一貫した、論理的な読解姿勢で取り組む習慣を身に付けます。
POINT
記述の基本を習得する
まずは「設問条件を正確におさえる」「傍線部を丁寧に分析する」といった基本となる手順の定着を徹底します。そのうえで、字数は「10~30字程度の短い記述」から「80~100字程度の長い記述」まで、組み立て方についても「文章中の一部を利用して書くもの」から「自分の言葉で自由に書くもの」まで、さまざまなパターンに対応する力を身に付けます。
POINT
適切かつ豊かなことばを
身に付ける
言語知識単元は“理解が中心の単元”と“語彙を広げる単元”を並行して学習します。前者は「主語・述語・修飾語」「接続関係」を中心に扱い、後者は「和語」「慣用句」「四字熟語」などさまざまな語彙に触れます。両者をバランス良く学ぶことが、正しく・わかりやすい文を書くという記述力の向上にもつながります。
カリキュラム
第1回 | 物語・小説(1)/場面① 日本語の文字・五十音図/和語① |
---|---|
第2回 | 物語・小説(2)/場面② かなづかい/慣用句① |
第3回 | 説明文・論説文(1)/話のつながり① 送りがな/熟語の組み立て |
第4回 | 説明文・論説文(2)/話のつながり② 国語辞典の使い方/三字の熟語・四字の熟語 |
第5回 | 総合 |
第6回 | 物語・小説(3)/人の気持ち① 漢字の成り立ち・漢字の音訓/和語② |
第7回 | 物語・小説(4)/人の気持ち② 漢字の部首/慣用句② |
春期講習会 | |
第8回 | 説明文・論説文(3)/話題 漢字の画数・筆順/同音異字・同音異義語 |
第9回 | 説明文・論説文(4)/形式段落と意味段落① 漢和辞典の使い方/同訓異字 |
第10回 | 総合 |
第11回 | 物語・小説(5)/人の気持ち③ 文を読む①-主語・述語を読む/和語③ |
第12回 | 物語・小説(6)/人の気持ち④ 文を読む②-修飾・被修飾を読む/ことわざ① |
第13回 | 説明文・論説文(5)/形式段落と意味段落② 文を読む③-主語・述語・修飾語の復習/類義語 |
第14回 | 説明文・論説文(6)/形式段落と意味段落③ 文を読む④-分けて〈関係〉を考える/対義語 |
第15回 | 総合 |
第16回 | 物語・小説(7)/人の性格 敬語①/外来語 |
第17回 | 物語・小説(8)/場面展開と心情変化 敬語②/ことわざ② |
第18回 | 説明文・論説文(7)/要旨① 文章符号の使い方/特別な読みの言葉 |
第19回 | 説明文・論説文(8)/要旨② 原稿用紙の使い方・作文を書く/四季の言葉(春・夏) |
第20回 | 総合 |
夏期講習会 |
第1回 | 物語・小説(9)/人の気持ち⑤ 単語の学習① 品詞分類表・名詞/和語① |
---|---|
第2回 | 物語・小説(10)/人の気持ち⑥ 単語の学習② 動詞/慣用句① |
第3回 | 説明文・論説文(9)/話のつながり③ 単語の学習③ 形容詞・形容動詞/三字の熟語 |
第4回 | 説明文・論説文(10)/話のつながり④ 単語の学習④ 副詞・文の基本型/四字の熟語 |
第5回 | 総合 |
第6回 | 物語・小説(11)/人の気持ち⑦ 文節と文節の関係① 主語・述語・修飾語/和語② |
第7回 | 物語・小説(12)/人物像 文節と文節の関係② 文の組み立て/慣用句② |
第8回 | 説明文・論説文(11)/文章全体の組み立て① 文節と文節の関係③ 〈文図〉で考える/同音異字・同音異義語 |
第9回 | 説明文・論説文(12)/文章全体の組み立て② 文節と文節の関係④ 分けて〈関係〉を考える/同訓異字 |
第10回 | 総合 |
第11回 | 物語・小説(13)/主題 接続関係① 〈順接〉1/和語③ |
第12回 | 物語・小説(14)/人物像と主題 接続関係② 〈順接〉2/ことわざ① |
第13回 | 説明文・論説文(13)/要旨③ 接続関係③ 〈逆接〉1/類義語 |
第14回 | 説明文・論説文(14)/話題と要旨 接続関係④ 〈逆接〉2/対義語 |
第15回 | 総合 |
第16回 | 詩/詩とは何か 接続関係⑤ 〈説明〉/外来語 |
第17回 | 物語・小説(15)/総復習 接続関係⑥ 〈並立〉〈添加〉/ことわざ② |
冬期講習会 | |
第18回 | 説明文・論説文(15)/総復習 接続関係⑦ 〈選択〉〈転換〉/四季の言葉(秋・冬) |
第19回 | 総合 |
- こちらのカリキュラムは予定です。変更になる場合がございます。
算数
POINT
知識や概念の理解
4年生では、小数や分数の計算手法、約数や倍数といった数の概念、割合の表し方や計算手法など、数論分野における知識の根幹となる部分を学習していきます。また、図形分野においても同様です。三角形、四角形、円など平面図形、立方体や直方体、柱、すいなどの立体図形など、さまざまな図形の求積方法を学習します。ただし、これらはあくまで小学校で学習する内容の先取り学習に過ぎないのです。実際の中学入試で出題される問題を攻略するには、これらの知識や概念を駆使し、問題の条件から最適な手段を選び、自分なりに筋道を立てて解く力が要求されます。そのような力を身に付けることを最終的な到達目標とするならば、知識や概念の習得を早めに済ませることが4年生での学習の大きな目的です。
POINT
図形の特徴を見極め、
最適な手を打つ力を育てる
図形の問題を攻略するうえで必要なことは、問題を見たときに最適な第一手を打つことです。たとえば、『予習シリーズ』下巻で学習する「円と正多角形」では、円に内接する多角形の角度を求める問題を学習します。やみくもに角度を書き込んでいってもいずれ答えにたどり着くことができるかもしれませんが、それでは図形の特徴を捉えた学習とはいえません。円に関する問題は、中心と円周上の特徴ある点を結び等辺を見出すことが、効果的な一手になります。初めて目にする図形にどのような手を打つか、その手を打つことがなぜ効果的なのかを考える経験を積み重ねることこそが、図形の特徴を捉えた本質的な学習につながります。
POINT
論理的に問題を
解決する力を育む
4年生からの3年間で学習する項目は多岐にわたり、身に付ける必要のある解法は数多くあります。ただし、早稲田アカデミーが重要視するのは、「解法を教える」ことではなく、「考え方を教える」ことです。たとえば、「つるかめ算」の「コップを運ぶ途中でいくつかを割ってしまう問題」や、「速さ」の「自転車で出発したものの途中でタイヤがパンクしてしまう問題」のように、異なる分野であっても着眼点が同じであるケースはよくあります。このように途中でトラブルが生じる問題であれば、「予定」と「実際」の差に注目するのが鉄則です。単純に問題の解法だけを教えるのではなく、算数の「考え方」を伝え、問題を論理的に解決する力を育てます。
カリキュラム
第1回 | かけ算とわり算の文章題 |
---|---|
第2回 | 計算のきまり |
第3回 | 角の性質 |
第4回 | 和と差の問題 |
第5回 | 総合 |
第6回 | 小数と単位 |
第7回 | 分数の性質 |
春期講習会 | |
第8回 | 三角形の角 |
第9回 | いろいろな四角形 |
第10回 | 総合 |
第11回 | 三角形の面積 |
第12回 | 間の数を考える問題 |
第13回 | 周期を考える問題 |
第14回 | 等差数列 |
第15回 | 総合 |
第16回 | 約数 |
第17回 | 倍数 |
第18回 | 一方におきかえて解く問題 |
第19回 | 立方体と直方体の性質 |
第20回 | 総合 |
夏期講習会 |
第1回 | 小数と分数 |
---|---|
第2回 | 分配とやりとりの問題 |
第3回 | 円と正多角形 |
第4回 | 立方体と直方体の体積 |
第5回 | 総合 |
第6回 | 割合の表し方 |
第7回 | 推理して解く問題 |
第8回 | 多角形の性質 |
第9回 | 円とおうぎ形 |
第10回 | 総合 |
第11回 | 角柱と円柱 |
第12回 | 一方にそろえて解く問題 |
第13回 | 速さの表し方 |
第14回 | 平均 |
第15回 | 総合 |
第16回 | 角すいと円すい |
第17回 | 水量とグラフ |
冬期講習会 | |
第18回 | きまりに注目する問題 |
第19回 | 総合 |
- こちらのカリキュラムは予定です。変更になる場合がございます。
社会
POINT
日本の自然や産業に
興味を持つ
社会の学習では興味をもって取り組むことが何よりも重要です。北海道と沖縄県の人々のくらしには大きな違いがあるように、気候や産業にも地域ごとの特色があります。自分たちと異なる地域に住む人々のくらしについて、テキストや地図帳の図や写真を見ながら興味をもって学習に取り組めるようにしていきます。
POINT
日本地図のイメージを
豊かにする
地理の学習では多くの地名にふれていきます。名前だけではなく、地図で位置を確認しながら頭の中で思い浮かべられるようにすることが重要です。そのためには「器」の役割を果たす都道府県についての学習が大切になります。
POINT
原理原則まで理解を深め、
地理の土台を固める
4年生の前半に学習する各地の気候では、水の蒸発や雲の発生など、ときには理科的な考え方を用いることもあります。そして、気候や地形・地質の特色はその地域で発達した産業とも密接な関係がある場合がほとんどです。科目の枠を超えた、幅広い内容について理解を深めることで、地理を学習する上での土台となる概念が身に付きます。
カリキュラム
第1回 | 健康で住みよいくらし |
---|---|
第2回 | ものを売る仕事 |
第3回 | 昔のくらしと今のくらし |
第4回 | 都道府県と地方(1) |
第5回 | 総合 |
第6回 | 都道府県と地方(2) |
第7回 | 地図の見方(1) |
春期講習会 | |
第8回 | 地図の見方(2) |
第9回 | 一年中あたたかい地方のくらし |
第10回 | 総合 |
第11回 | 寒さのきびしい地方のくらし |
第12回 | 雪の多い地方のくらし |
第13回 | 冬に晴れる日の多い地方のくらし |
第14回 | 雨の少ない地方のくらし |
第15回 | 総合 |
第16回 | 盆地のくらし |
第17回 | 低い土地のくらし |
第18回 | 高い土地のくらし |
第19回 | 海とともにあるくらし |
第20回 | 総合 |
夏期講習会 |
第1回 | ふるさとじまん(1)/北海道・東北地方 |
---|---|
第2回 | ふるさとじまん(2)/関東地方 |
第3回 | ふるさとじまん(3)/中部地方 |
第4回 | ふるさとじまん(4)/近畿地方 |
第5回 | 総合 |
第6回 | ふるさとじまん(5)/中国・四国地方 |
第7回 | ふるさとじまん(6)/九州地方 |
第8回 | 日本の気候と各地のくらし |
第9回 | 山と川がうみだす地形 |
第10回 | 総合 |
第11回 | 日本の農業(1)/米づくり |
第12回 | 日本の農業(2)/畑でつくられるもの |
第13回 | 日本の農業(3)/野菜とくだものづくり |
第14回 | 日本の農業(4)/肉や牛乳をつくる |
第15回 | 総合 |
第16回 | 日本の農業(5)/よい作物、多くの作物をつくるには? |
第17回 | 日本の農業(6)/食べ物は日本でつくられる? |
冬期講習会 | |
第18回 | 森林とともに生きる/日本の森林と林業 |
第19回 | 総合 |
- こちらのカリキュラムは予定です。変更になる場合がございます。
理科
POINT
興味・関心を持って
学習に取り組む
身の回りのものごとに興味・関心を持つことで、深く知ろうとする姿勢が身に付き、視野が広がります。授業では、『予習シリーズ』のカラー写真や図版を活用して、イメージをふくらませながら解説します。また、同じ理由で起こる現象を考えさせる発問や、身近なものにおきかえた具体的な説明をしたりすることで、興味を引き出していきます。
POINT
知識をつなげ、
理解を深める
新しい内容を学習するときは、今までに得た知識をもとに理解を深めていきます。天気や気象の変化は水の状態変化をもとに考えます。また、花のつくりを理解することで、花の蜜を吸う昆虫の口のつくりの意味を理解することができます。4年生では、物事を理解していくための土台をつくっていきます。
POINT
考える力を育てる
普段目にするさまざまな現象について、何が起きているのか、なぜそれが起こるのか、を考えられるようにしていきます。たとえば、水は見ることができますが、水蒸気を見ることはできません。このことから湯気が何であるかを判断でき、湯気が消えてしまう(見えなくなる)のはどういった変化が起きたのかを考えることができます。このような原理・原則にもとづく学習を重ねることで、初めて見る問題でも考えて解くことができるようになります。
カリキュラム
第1回 | 磁石 |
---|---|
第2回 | 昆虫 |
第3回 | 流れる水のはたらき |
第4回 | 季節と天気 |
第5回 | 総合 |
第6回 | 春の生物 |
第7回 | 太陽 |
春期講習会 | |
第8回 | 水のすがた |
第9回 | 光 |
第10回 | 総合 |
第11回 | 植物の成長 |
第12回 | 植物のつくりとはたらき |
第13回 | 身のまわりの空気と水 |
第14回 | 金属 |
第15回 | 総合 |
第16回 | 夏の生物 |
第17回 | 星座をつくる星 |
第18回 | 星座の動き |
第19回 | 動物 |
第20回 | 総合 |
夏期講習会 |
第1回 | ヒトのからだ |
---|---|
第2回 | 秋の生物 |
第3回 | 電気(1) |
第4回 | 電気(2) |
第5回 | 総合 |
第6回 | 物の溶け方(1) |
第7回 | 物の溶け方(2) |
第8回 | 流水と地形 |
第9回 | ばね |
第10回 | 総合 |
第11回 | 月 |
第12回 | いろいろな気体 |
第13回 | 物の燃え方 |
第14回 | 音 |
第15回 | 総合 |
第16回 | 冬の生物 |
第17回 | 水溶液の分類 |
冬期講習会 | |
第18回 | 棒のつり合い |
第19回 | 総合 |
- こちらのカリキュラムは予定です。変更になる場合がございます。
カリキュラムテスト
競い合い、定着させるためのテスト
隔週土曜日に学力別に分かれたテストを実施します。家庭学習とは違った緊張感のなかで取り組むことで、内容が定着していきます。テスト終了後は得点だけでなく、どの問題をどのように間違えたのかもしっかりと確認し、次のテストで結果を出せるようにしていくことが大切です。
イベント・模試・講習会情報
セミナー・イベント
無料
- 小1~高3
生徒・保護者様
行われたばかりの入試の概況・科目分析をWebオンデマンドで、いつでも、どこでも動画視聴できます。
※5/31(火)まで視聴可能です。
セミナー・イベント
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- 小1~中3
保護者様
English ENGINE
2022年7月学期 Web入塾説明会
(月島・国立・新百合ヶ丘)
英語をちゃんと“読める子”は、“聞ける”し、“書ける”し、“話せます”。
5月・6月
模試・テスト
模試・テスト
講座・講習会
講座・講習会
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